54話~57話収録の14巻の感想です。
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〈14巻感想まとめ〉(11/15執筆)
前巻感想で花野井くんに考えすぎないでほしいなーと書いたけど、考えすぎちゃうから花野井くんなんだなあ…と痛感した巻でした(笑)。
にしても、重っっっ。
11巻43話の圭吾くんじゃないけど、想像したよりだいぶ重かったぞ…。
4コマをたくさん載せてくれてかわいくて糖度高めだから耐えられたけど、そうじゃなかったら耐えられなかったよ!(苦笑)
あんな幸せそうだった花野井くんの誕生日がさぁ。
これからどんな心境で誕生日を迎えたらいいのよ、花野井くん…。
いや、先のことより、今は2人がちゃんと会えるかどうかが心配ですね。
ほたるちゃんは幼い子たちを放っておけないだろうし、でもそれだと花野井くんとの待ち合わせに遅れるか最悪行けなくなっちゃうかもしれなくて、
花野井くんは自分を優先してくれないことと、ほたるちゃんは特別な人がいても別の誰かを助けるっていう、花野井くんから見て正しい判断(便宜上そういう表現になるかな?)ができることに、ますます自己嫌悪に陥っちゃいそうだな〜。
森野先生がツイート(ポスト)してましたが、今回本誌から修正がいくつかあって、
例えば56話の圭吾くんとの電話を切ったあと。
ここ、本誌だと花野井くんが圭吾くんに話を聞いてもらった花野井くんは「ふー」と息を吐いてちょっと心が軽くなった?印象でしたが、
単行本では、花野井くん自身も何が引っかかってるのか悩んでる描写になったのと、怖いって単語が出てきて、花野井くんが何かを恐れながらもたしかめる決心ができたという風に変わりましたね。
57話はほたるママが「最期は(中略)事故みたいなもの〜」と言うのに対して花野井くんが「事故…」と反応しているのと、
164ページは花野井くんの考えてること、思い出してる言葉が丸っと変わってて、本誌より自分を責めちゃってることがはっきりわかるようになりましたね…。
花野井くんはギンジさんのことを
「あんなによくしてくれた人すらいざという時選べない」(12巻43話)とずっと気にしていたし、
ほたるちゃんを守りたい、ほたるちゃんのためなら何でもしてあげたいと思ってるから、「おじいちゃんと会ってみたかった」という、今となっては叶えてあげられないほたるちゃんの希望を聞いて、余計に自分を責めてしまうのかな…。
(前巻、13巻53話の「彼女の害になるなら 自分自身だって許さない」が思い出されて怖い…。)
もし今もギンジがいてくれたら、ほたるちゃんがギンジさんの孫だと知ってても知らなくても、きっとほたるちゃんのこと紹介したかったよね。
でも、ギンジさんは余命宣告より長く生きたっていうし、それは風邪のお見舞いとかしてくれた花野井くんのおかげかもよ!?
57話、ほたるママが「子どもたちにおじいちゃんの話を詳しくしたこともなくて」と言っているコマに手書きで“写真や本も全部しまって”と追加情報があったのと、花野井くん訪問時にほたるパパが不在だったことから、しまってある本の間から花野井くん宛の手紙か何かが発見されて花野井くんが救われるんじゃないかな?と期待しています。
このあとの展開も、理想としては、ほたるちゃんが花野井くんを呼んでくれて、2人で八尾家を助けてあげられればいいんだけどね。
ほたるちゃんが花野井くんの悩みを恋愛絡みだけだと誤解してるだろうことがどう影響するか…。
ほたるちゃんから見たこの巻の花野井くんって、なんだかずっと元気なさそうで、なんかあったか聞いても励ましても様子が変わらず、職場の人間関係に恋愛事を持ち込んでるみたいで(言い方w)、私だったらとっくにブチ切れてるので(笑)、花野井くんが話すのを待ってあげてるだけでもほたるちゃん偉いよー。
そして、八尾くんの弟と妹だけで行動しているけど、八尾くんはどこにいるんだろう?
送別会の時の花野井くんの八尾くんへの言葉、ほたるちゃんの誤解が解けるといいなあ…。
ついでに、八尾くんの連絡先は、犬のホタルを見せてもらうとき(4巻15話)交換しなかったのかな?という疑問が。
もしかして、(当時ほたるちゃんと八尾くんが連絡先交換するのを防ぐために)花野井くんが八尾くんと連絡先交換してたりして?
うんやっぱり、ほたるちゃん、花野井くんを置いていかないで、花野井くんはほたるちゃんのところに行って、一緒に八尾家を助けてあげられるといいな。
4巻を読み返すと、16話のほたるちゃんの「花野井くんが大丈夫じゃないときは絶対そばにいたいって思ってるよ」が刺さりまくるし、きょーちゃんの話を通して、恋愛第一の人と、恋愛以外にも色々大事な人の違いがちょっとわかって、タイプが違う人同士がどうすればうまくいくのか、難しいんだなと思うけど…(でも、だからこそ惹かれるのかもね〜)
やー、とにかく、ほたるちゃんもそこそこ我慢?の巻だったと思うので、次巻はほたるちゃんがどう動くのか、気になります。
頼むよ、ほたるちゃん。
でも、花野井くんがほたるちゃんに頼りっぱなしでいいのかどうか、ちょっと疑問もあるけれど…。
(現実的な事言うと、八尾家の問題は車を出せるほたるママを頼るのが手っ取り早い気がしますw)
ほたるちゃんをおじいちゃんに会わせてあげることはできなかったけど、ほたるちゃんの希望は他にもあるでしょ?
「大人になったら2人でイギリス行こうよ」(8巻30話)とか「旅館には旅行で行きたい」(13巻50話)とか。花野井くんはそういうことを叶えてあげればいいんじゃないかな!?…というか、次巻予告に最終章突入とあって若干ショックなんですが、なんとかこの局面を乗り越えて、幸せな2人をなるべくたくさん見せてほしいなと思います!
<追記・1> (12/4執筆)
感想をバーッと書いちゃったので書きそびれてましたが、57話の花野井くん、かわいそうだけどめちゃめちゃルックスがいいですね…!
ロングコートが似合う…! スタイルがいい…!
ほたるちゃんは冬用の上着、2着しか持ってなさそうなのに(カジュアルなのと、クリスマスに着てたショート丈)、花野井くんはコートいっぱい持ってるなあ(笑)
(53話・ダウンとダッフル、54話・通学時のPコート、57話・ロング丈…4着!)
こんなカッコいいのに心が繊細で、まだどこか子どもっぽくて…。
よく書いているけど、私にとって花野井くんは応援したくなるキャラです。
あ、55話の花野井くんも好き。八尾くんと比べて体の線が細い感じが好き~!
<追記・2> (12/4執筆)
14巻は4コマ(おまけ漫画)がいっぱいあって嬉しかったのですが、ブクログでは感想が書ききれず…。ようやく書くことができるぞワーイ。
というわけで、おまけ漫画についてや、感想に書きそびれた感想を書いていきます。
「日々修行」:ほたるちゃんが細眉になってってるのは日々の修行の成果(&きょーちゃんのおかげ)なのね!
眉はむずかしいよ~。アイテムも色々必要だし。
私、ペンシルと眉マスカラとリキッドとパウダー使ってるもん。
学生さんでオシャレしたいとなると、大変だね~。
「がんばれ先輩」:ほたるちゃん超がんばっててかわいい(笑)。
西さん、(意外と)いい人…?(笑)
ほたるちゃんの接客、体験してみたい!(笑)
「髪は許された」:西さんを警戒してる花野井くんだけど、自分で呼び寄せちゃったんじゃーん(笑)。いや、ちょっと発想の飛躍かもしれないけど、彼にも何かの使命があるに違いない…?
「里村さんと西くんは同じ年」:2人とも大学生なんですよね。そういや大学っていろんな人がいたな。髪が青い人もいたわ。みんなで「青い人」って呼んでたし自分でも「青い人でーす」って言ってる先輩いたなあ。(唐突な自分語り)
4コマじゃないけど、55話の扉絵、八尾くん、自分でお弁当作ってるんだろうな。
これはパートのおばちゃんと話が合うに違いない。
(パートのおばちゃん、パート先で日々の献立について話しがち…自分のことです・笑)
「VERSUS担の邂逅」:里美さん、八尾くんを狙うなら妹さんを味方につけるのはいい作戦だと思う!(笑) いや里美さんにはそんな気ないかもしれないけど…。
「お兄ちゃんの彼女」:里美さんの花野井くんのイメージって…(笑)
さすがの花野井くんも子どもに威嚇とか辛辣なことは…
あ、ともちゃん(ほたるちゃん妹)にしてたわ…。
じゃああながち間違ってないのか(苦笑)
「黒江主任の胸中」:やっぱり主任、八尾くんが辞める原因、察してますね(苦笑)。過去にも職場恋愛でゴタゴタ、あったのかな?
けど、激励して送りだしてくれてる… いい人…。
「言えなかった言葉たち」:寄せ書きの裏話(笑)! 具体的なエピソード、どの程度書くか迷うよね、他の人も読むだろうし、花野井くんの場合、八尾くんを褒めるの、複雑な感情だったりするのかな??
でも、エピソード読むと、めっちゃ頼りにしてたんじゃん(笑)。
でも、八尾くんも花野井くんのしごできっぷりには一目置いてたし(12巻46話)、ほんとはお互い認め合ってるんだろうなあ。。
「キャプテンの彼女~」×2 きょーちゃんはかわいいんだねえ。
圭吾君も、あの性格でバスケ部キャプテンって、改めてだけどすごくモテそうだな~。
「響を置いてきたあと」:てぇてぇ…(拝)。ふるえてる花野井くん好きです(笑)。
「朝のできごと」:顔うつさないところがほたるちゃんらしい(笑)。
きゅんとしてる花野井くん、かわいい(笑)。
「女の子たちの昼休み」:「おかわり!!」のほたるちゃん、かわいい(笑)。
しばむーもかわいい。先生としばむー…ポッキー的なお菓子でもこういうことしてたんでしょうか!?(8巻30話)
ていうか、ほたるちゃん、さらっと「颯生くんとやっておもしろかった」って言ってるけど、目をつむって食べさせっこしたの?
花野井くん、きゅんきゅんしまくりだったのでは…?(見たいーーー!!!)
「自分色に染まる」:て…てぇてぇ…!リップバームの香りがわかるってことは、花野井くん、ネットじゃなくてお店で選んで買ったのかー。そっかそっかー。
これからもいろんなコスメをほたるちゃんにあげたらいいよ…!
「いつだって本気」:笑っていいのかどうか迷う…(苦笑)。
要は会えないとどうなっても知らないよ?的なニュアンスよね…。
それ、本編で言えばよかったのに~!(読者はドン引きするかもだけど…)
「ほたるさんだって抱きしめたい」:て…てぇてぇ…!!!
本編が辛かったので、おまけ漫画にはほんと癒されました。
カバー下漫画はきょーちゃんと圭吾くん。
これ読むと、3話の圭吾くんは実体験を元に自分がいいと思った方法をオススメしてくれただけだったのかなあと…。
そのせいで2巻5話の初詣で花野井くんに睨まれちゃったけど、圭吾くんからしたらなんで??って感じだったのでは…。
圭吾くん、ほんといい人だなあ。
以上、読み返して新たな気づきがあれば、またなんか書くかもしれません!?