『花野井くんと恋の病』アニメ2話の感想です。
私は原作が大好き!!!
なので、基本、「原作とここが違う~!あれが違う~!」って感じの感想です。
アニメは今のところ、OP曲のタイトルと歌詞と作画が苦手です。
(でも、2話Aパートの花野井くんのお顔はけっこう良かったかも!)
ED曲の歌詞もなんだかなあと思ってます。
(ED曲は書き下ろしではないので、なんでこの内容の歌詞の曲を選んだ??という意味です)
ご了承ください。
Aパート
お試しで付き合うことになった(1話ラストの)翌日、かな?
駅前で待ち合わせて登校する2人。
「天使…」の台詞は原作通りありましたね。よかった。
とほっとしたのも束の間、
2話はほたるちゃんが手袋忘れてきちゃった~って話から始まるのですが、
いや、ほたるちゃん、手袋してるぞ…?????
別カットでもしている…。
花野井くんも、本を読んでる時は手袋してたのに(※これは原作通り)、
ほたるちゃんと歩いているとき(手袋の話をする前既に)、手袋を外している…????
原作では、ほたるちゃんに「手袋は?」と聞いてから、花野井くんが手袋を外して…という流れです。
(1巻 p.71より引用)
そもそもほたるちゃんが手袋してたら、花野井くんが手袋を貸すという話にならないじゃん。
たのむーーーーー丁寧に作ってくれーーーーーー
昼休み、今後の方針を話し合う2人。
お墓が建ったのは動きのあるアニメならではで面白かったです。
あれ、先祖代々のお墓に入らないんだ…?とちょっと思ったけど、考えてみたら意外と話が広がりそうなのでやめときます(笑)。
花野井くんの「同じお墓」発言を受けて、ほたるちゃんが手を動かしながら「そういうのじゃなくて…!!」というシーン、ほたるちゃんが動いててかわいいのに、花野井くんの目線が動いてないのが(ほたるちゃんの動きが目に入ってなさそうなのが)イヤ。
目の前で好きな女の子が熱弁してるんですよ?
花野井くんは常にほたるちゃんの様子を見てる人だと思うので、そういうところも丁寧にお願いしたいです。
(※原作ではちゃんとほたるちゃんのこと見ています)
(1巻 p.74より引用)
教室でのきょーちゃんしばむーとのやりとり。
ちょっと台詞が短くなってますが、しばむーのツッコミがいいですね。
翌日、期末テストに向けて、ほたるちゃんに各教科の要点をまとめたノートを渡す花野井くん。
ほたるちゃんの「花野井くんて偏差値80以上…」の台詞と、花野井くんの「さすがにそんなにないよ 中学のときガリ勉だっただけ」の台詞はカット。
まあねえ、1期の長さでは花野井くんの中学時代の話まで行かないもんねえ。
でもちょっと残念。
お昼休み、この日はきょーちゃん、しばむーとお弁当を食べてるほたるちゃん。
前日(お墓の話をした時)とセーターの色が違いますね…。
1話でも書いたけど、ほたるちゃんのセーターの色は変えなくていいと思うんだけどなあ…。
お弁当を分けるカップルを見て、「もらうだけってなんだかな…」と言っているけど、原作では肉まんもらったお礼にほたるちゃんが花野井くんにお弁当わけてる描写があったのにね。
原作だと、都度返そうとしてるほたるちゃんだけど、アニメだとやってもらってばっかり、と微妙にニュアンスが変わってしまっているような。
どちらにせよ、各教科のノートはさすがにもらいすぎ…とほたるちゃんが悩んでいると、
「もらうだけが嫌なら、花野井さんがしてくれたこと今度はほたるがしてあげたら?」としばむーからナイスアドバイス。
原作では、しばむーの台詞をほたるちゃんが復唱してるんだけど、アニメでは「そっかあ」だけですね。
まあほたるちゃんの瞳がキラキラして、それだけも伝わるっちゃあ伝わるから、いいのかな…?
翌日、いつもより30分早く家を出るほたるちゃん。
原作だとここでほたるちゃんの家族が勢ぞろいしてるので、ほたるちゃんの家族構成がわかるんですが、家族のシーン、カットですね。
ほたるちゃんの早出チャレンジ、原作では3度目でゴングが鳴るけどアニメではなし。
ボイコミと変えたかったのかな?とちょっと思ってみたり…
原作のほたるちゃんの台詞「今日も早いね」と「今日もほっぺ真っ赤」はなし。
台詞をなくすなら、尚更「嘘ばっかり」の根拠としてこういうところでも花野井くんのほっぺを赤くしてほしいし、
原作では、しゃがんで頬杖ついてる体勢は膝をついたほたるちゃんに合わせて「今来たところ」と言ってる時だけで、それ以降の花野井くんは中腰~立ち上がってるんですよね。
(1巻 p.85より引用)
アニメの花野井くん、しゃがんでるほたるちゃん目線なのは評価したかったんだけど、ほたるちゃんに「いつもこんなに早くから待ってたら 風邪ひいちゃうよ?」と心配されてるのに、頬杖解かず、同じ体勢のまま、話すって…。
お弁当の「イチャイチャ」の時も思ったけど、ほたるちゃんの動きに対して、花野井くんのリアクションが省エネ?なので、ほたるちゃんのことが大好きな花野井くんらしくないなと思ってしまいます。
4度目の朝、日の出前の暗さが表現できるのはアニメの強みかな。
(雑に調べたところ、埼玉の12月の日の出時間は6:40~50くらい)
さすがにまだ来てない花野井くんを待つほたるちゃん。
どんな顔するかな…(中略)怒っちゃうかな」のあとに原作だと「見てみたいかも」という台詞がありますが、カット。
ええー。「見てみたい」は結構重要フレーズだと思うんですけど…。
花野井くんがやってきて、ほたるちゃんの「怒った…?」に対して手が動いているのはアニオリ。
おおー、省エネ花野井くん、挽回するー?
口に左手を持っていくのは原作通りー!
お顔もいいかんじー。
と期待してたら…
なんで右手なんだよおおおおおおおお
ここは左手でしょーーーーー
くしゃみのあと、手を口に持っていくのはアニオリ。
そうだよ、咄嗟に動くのは基本左手なんだよ、花野井くんは…!
(例外もあるかもしれないけど、さっきみたいな重要なシーンは原作通りにしてほしいなあ!)
なんで左手にこだわるのかというと、アニメだとはっきりした描写はないですが、花野井くんは左利きなんですよね。
花野井くんが書いた、したいことノートを見てほたるちゃんが言う台詞、
アニメだと「これくらいでいいの?」だけど、原作は「こんなことでいいの?」なんですよね。
アニメの「これくらい」だと、「手つなぎ」を「恋人としてすること」だと理解してのことのように聞こえてしまうなあ。
原作の「こんなこと」の方が、「手つなぎ」は「手つなぎ」としてしか捉えていない表現だと思うので、原作のままでよかったのに…と思ってしまいます。
お家にいる花野井くん。
お部屋、暗いww
今までボロクソに書いてごめんなさいですけど、良かった点を挙げると、
2話Aパートの花野井くんのお顔はなかなか良かったと思います。
1話の顔はほんとーに苦手で、直視するのも辛くてキャプチャあんま貼りたくなかったけど、2話は目(下瞼のアイライン)のケバケバしさが薄れて良かったと思います。
今後もこのくらいでお願いしたいです。
Bパート
ほたるちゃんがしたいことノートに書いた、お肉屋さんのコロッケを食べる2人。
原作では立ってるっぽかったけど、アニメではベンチに座ってますね。
これはこれでいいんじゃないでしょうか。
(4/19追記:一緒に勉強しているシーンで花野井くんが左利きなのがわかりますね!)
おうちのベッドの上のほたるちゃん、原作はパジャマ姿ですが、アニメはパーカーですね。
原作では先出ししたあのシーンは、順番通り後程…ですね。
学校にて、きょーちゃんからプレゼントをもらうほたるちゃん。
あれ?「ついでにメリークリスマス」はなし??
きょーちゃんの彼氏、圭吾くん登場。
お顔はいいですね!
利き手が気になる~。
(原作と逆向きなのよね…)
(1巻 p.114より引用)
3人の様子をうかがう花野井くん、アニメだとノートなどを手に持ち、用事があるついでに…みたいな描写になってますね。
原作だと用があるかどうかわからず反対側の校舎にいて、原作の方がミステリアスさが感じられます。
教室を出るほたるちゃんを校門で待っている花野井くん。
お顔はだいぶ良くなったので、あとは全身図がねー、もうちょっと、体の薄さや足の長い感じを出してくれると嬉しい。
(立ち姿、変えなくていいのに…)
2人をみかけたモブ女子たち、ほたるちゃんの陰口?(聞こえてるけど)を言って、花野井くんににらまれて退散してるけど、校門から出ずに校舎の方に戻ってしまっていいんだろうか…?
ほたるちゃんを自宅に誘う花野井くん。
花野井くんの「クリスマスのことも話したいし」に対して、
アニメのほたるちゃん、「わかった」って…。
原作だと「私も!そのこと話したかったんだ」という台詞なので、ほたるちゃんも話をしたくて自宅の方がゆっくりできるかも、と考えてのことなんだな、という流れなんですけどね。
花野井くんの自宅。
ご両親の写真、怖いって!!!
ほたるちゃん、よく平気な顔してられるな…。
原作だと、白衣を着た写真があるし、そもそも大写しにならないので怖さはなかったんだけど、
(1巻 p.119より引用)
医療用の緑の服(スクラブ)オンリーで大写しだと、めっちゃ怖いですね…。
花野井くんの本棚のほたるちゃんゾーン、突っ張り棒に穴あきカーテン!?
原作だと布を両面テープor接着剤で貼っただけ?かと思ってたので、
(1巻 p.122より引用)
アニメのほたるちゃんゾーンはずいぶん手がかかってる印象です。
(花野井くんがそこまで手をかける必要がある?と考えると、変更する必要が私には感じられませんが…)
飲み物を持ってきてくれた花野井くん。
原作だと、「紅茶とココア淹れたけどどっちがいい?」という台詞があります。
ラブ的な話をする2人。
うーんやっぱり花野井くん省エネモード…。
原作はしょんぼりポーズです。
(1巻p.126から引用)
このあとのほたるちゃんの回想シーン、原作より増えてますね。
(原作で回想しているのはコロッケを食べてるシーンのみです)
2話なのに、楽しい思い出がたくさんですごいw
うーんでも、もし恋人になれなかったら、の話なので、恋人らしいこととして行った「待つって楽しいんだね」と、したいことノートに書いた「コロッケを食べたい」だけで十分なのでは…。
ほたるちゃんからの大胆なお誘いで、「手を握ったりやハグは友達でもするけど」と言っているのは原作通り。
なので、さっきの回想シーンでほたるちゃんが手つなぎ(前段階だけど)のシーンを思い出しているのは余計だと思ってしまいます。
ほたるちゃんの誘いを受けた花野井くんはほたるちゃんに「目つむって」と言ってー
(あれ、この辺、花野井くんの顔がまた微妙になっちゃってる…)
ど、どうなっちゃうのー!?というところで、アニメ2話終了!
まとめ
原作だと、Aパートが2話、Bパートが3話の後半までで、
面白いところで次回に続くになりましたね。
原作3話は単行本p.105~144。アニメのラストシーンはp.133なので、
39ページのうち残り11p+原作4話がアニメ3話になりそうですね。
アニメ2話の感想ですが、作画はわりと良かったのに、冒頭の手袋という大事な小道具の扱いがおかしくて話が通らなくなっちゃってるし、ほたるちゃんに対する花野井くんのリアクションが薄いのが気になりました。
じっくり見返して思ったのは、ほたるちゃんの提案した「したいことノート」って、花野井くんの全教科ノートに対してのお返しの意味もあったのかな?と気が付きました。(今まで気づかなかった!)
その他、内容に関する感想は、原作2話の感想に書いています。
(前述したように3話終盤はまだアニメでやっていないので、ネタバレしたくない方は3話の感想はまだ読まない方がいいと思います。)
アニメについての話に戻って…
OPで、原作3話がモチーフかなと思った場面を2つ紹介します。
この桜が咲いてるのを見るシーン、既視感があるなと思ってましたが、
このシーンを参考にしたのかな?
えー、原作4巻ではなく??
あーでも、別の意図があったりするのかな…いや、考えすぎかな…(笑)
あとは、OPラストのカット。
1話と2話で変えてるんですね。
これは、原作3話の扉絵を参考にしているのかな、と思うのですが…。
花野井くんがほたるちゃんを立たせて自分だけ椅子に座ってるって、変なかんじ。
うちの旦那ですら、電車とかで一席しか空いてなかったら私に座らせてくれるのに(ノロケ?w)、ほたるちゃんファーストの花野井くんが自分だけ座ってるってどういうことなんでしょう。
アニメ本編のほたるちゃんの言動に対しての省エネもだけど、花野井くんは「とにかくほたるちゃんのことが大好き!」という風に描いてもらいたいです。
今回は原作ほぼ2話分の感想だったのでちょっと大変だったよ~。
追記
原作者・森野萌先生がアニメの告知絵描いてくれてましたね!
私は原作が好きすぎて、どうしてもアニメには辛口になってしまいますが、こうして先生の新規絵が見れたり、アニメを見た人の感想が色々読めるのは嬉しいなと思ってます。
第二話ご視聴ありがとうございました!私は配信で今度ゆっくりみます!
— 森野萌 (@megumi_ibara) 2024年4月11日
間に合わなかった告知絵↓#花野井くんと恋の病 pic.twitter.com/491ZlpgiAi