hiokaの日記

とりとめない話をしようよ

『花野井くんと恋の病』 62話「初めての修学旅行」感想(4/24-5/2更新)

講談社デザート24年6月号掲載、

『花野井くんと恋の病』 62話「初めての修学旅行」の感想です。

 

今回もひとまずざっくり感想を先に公開して、

少し経ってからじっくり感想を追記しようと思います。

(24/5/2 更新しました!)

 

◆おしながき◆

 

ざっくり感想 

4/24執筆

花野井くんは一生懸命すぎて時折思いもよらないことをする―――

 

なんて1巻のほたるちゃんの台詞を思い出してしまいました…。

 

いやーー、花野井くん、そういうフラグはあったけど、まさか修学旅行で来ましたか…。

 

日付変わってまずマガポケで読んだので、本編が1/2で分割されてて、

前半は楽しかったのと、

ほおら、ブレイバーンとコラボするならちゃんとほたちゃん怖がらせるか、

足場の不安定なところはダメじゃん!なんて思ってたんだけど、

後半ーーーー!!!!!

 

 

もう、読んでからショックで午前中はほとんど何も手に着かなくて

(旦那の朝ご飯に焼きおにぎり作るのと洗濯はしたけどw)、

思い返しては泣きそうになるのでたまらず読み返してはまた泣いて…の繰り返し。

ほたるちゃんに想いを伝える花野井くんの表情が、愛おしげで、つらそうで、

悲しいのに何度も見てしまう…!

気持ちの収まりがつかず先生のツイートにリプを送ったらいいね押してくれる人が複数いて、

きっとみんな泣いてるんだね、

そりゃ泣くよねーーー!

な気持ちです。

 

この展開を耐えるために、先月の全プレの描き下ろし複製原画や、今月号のデザートの表紙で、ちょっと未来の幸せな2人を見せてくれてるんだろうなあ。

(表紙のほたるちゃんはピアスをしているので、未来の姿なのかなと思います)

 

次回は9月号で再開予定とのこと。

今月号が6月号だから…再開は7月?

 

つらいけど、待つのは得意なので、待ってます。

詳しくはじっくり感想に書くけど、ほたるちゃんがどういう心境なのか、

気になるなあ…。

 

62話を読んで聴きたくなった曲

 

ここで2曲

私の好きなバンド、L⇔Rの『恋のタンブリングダウン -TUMBLING DOWN-』です。


www.youtube.com

 

Again Again & LOVEですよ!!

 

もーこの際泣きまくりたい!って人には、

タンブリングダウンのカップリング曲だった

『君に虹が降りた』もオススメ…かなあ。

かわいくて切ない曲です。

 


www.youtube.com

 

(夜中に追記)1番終わりの「繰り返されるプロローグ」がしみるなあ。

妄想だけど、序盤は花野井くんがほたるちゃんが恋できるようになるのを待っていたように、

今度はほたるちゃんが花野井くんのこと待っててくれるといいな

…って、既にのんちゃん事件の時、ほたるちゃんは花野井くんを待ちつつ自分も動いていたけどね💦

 

(一晩経って追記)歌詞が「エピローグ」に変わると、今回の花野井くんの結論を思い出してまた泣いてしまうよ〜😭

 

L⇔Rの(黒沢健一さんの)歌詞って、はっきりとした解釈が難しいんだけど、

不意に「このシュチュエーションにあてはまるじゃん」って感じるときがあって、

自由に解釈させてもらってます。

 

はー、なんか、思いがけず、推しへの好きを再認識してしまった…。

 

じっくり感想はこれから書きます!

 

 

 

(24/5/2 更新しました!)

じっくり感想

は???そうきちゃう???

やだよ、悲しいよ〜(泣)

発売日=読み終えた当日は何してても2人のことを考えてしまって悲しくなり、仕事が休みの日で良かった…と思ったものの、

翌日になっても仕事中思い出しては泣きそうになり休憩時間にスマホで読み返してはまた泣きそうになっていました(重症)。

そんな62話発売日から早1週間。

時間の経過と共に、多少落ち着いてまいりました…

取り乱した状態で感想書いた方が面白かったかもなー(!?)

 

ストーリーを追いつつのじっくり感想です

 

今回超長くなりそうなのでポイントごとに分けました。

(他の感想もそうすればよかったー!)

 

かがりさんと黒江さん

実家から離れて新生活をスタートさせたかがりさん。

出発の駅構内で、たまたま黒江さんと遭遇。黒江さんは女連れで、「ゆき」って呼ばれてた!!!

(※黒江さんの名前は之紘)

一緒にいたのは姉妹か従兄弟じゃないのかな〜?

かがりさん、黒江さんのこと意識してるかな?

進展あるといいな〜。

黒江さん、関西に転勤してください!(笑)

 

修学旅行1日目・日中

修学旅行、飛行機で行くんですね。私は電車移動だったなあ…(ン十年前!www)

 不安定な足場が苦手なほたるちゃん、離陸と着陸がヤバかったみたいで…

ずっと手を握ってくれてるしばむー優しい。

ざっくり感想にも書いたけど、ブレイバーンとのコラボ自体はいいんだけど、ほたるちゃんが足元不安定な高所苦手だってことを踏まえてコラボしてほしかったんだよ〜!

…というのは置いておいて、

ヒト型ブレイバーン(笑)こと花野井くん、クラス違うのにほたるちゃんを心配して駆けつけてくれて…

前回、西さんと海に行ったあとはテスト期間で、修学旅行までしばらく会ってなかったみたいだけど、いい修学旅行になりそう?

 

修学旅行1日目・夜

お風呂上がりのほたるちゃん、自販機で飲み物を買う花野井くんと遭遇。

いやこれ絶対花野井くん、ほたるちゃんのこと待ってたでしょ!

(私の想像ですけど・笑)

ほたるちゃんの近くを男子が通りそうになると、自分の着ていたパーカーを脱いでほたるちゃんに着せ、咄嗟に自販機スペースにほたるちゃんを隠す花野井くん!

湯上がり姿見られたくないとか寒そうとか言ってパーカーのジップを上げ、髪の乾き具合をチェックして、それじゃと去る…

イケメン彼氏すぎるw

 

と思ったら、ほたるちゃんからすると「びっくりするくらい普通…」

だそうで…(笑)

これが普通なのか…(笑) 

2人の普通、すごいな…

こういうの、もっと読みたいよ〜!

花野井くんの首元に(おそらくペアリングをつけている)ネックレスチェーンがチラ見えしてる所も良かったです✨

 

修学旅行2日目

函館での自由行動。

ほたるちゃんの班はしばむーと、球技大会で一緒だったあかりちゃんともう一人(後ほどゆのちゃんと判明)。

きょーちゃんは、花野井くん、圭吾くん、よっちんと同じ班??

(男3女1?)

きょーちゃん強い…。

 

しばむーと穂積先生

夜になり、函館の夜景が一望できる展望台に着いた一行。

3月末で退職する穂積先生と話すしばむー。

何気ない会話や時々出る梢くん呼びや、先生と生徒という立場をわきまえてるしばむー、ムズキュン

そういえば、お昼にきょーちゃんとの会話でしばむーから「見送り」というフレーズが出てきたけど…?

 

花野井くんから予想外の『提案』

展望台でようやく2人きりになれた花野井くんとほたるちゃん。

そこで、花野井くんから予想外の『提案』が…!!!

 

細かく書いていきます。

 

大人になってから…

和やかなムードから花野井くんの様子がおかしくなったのは、ほたるちゃんの「大人になってからまた来よう?」という発言のあと。

ほたるちゃんは度々こういう発言をしていて、花野井くんも嬉しそうに「うん」と返したり(8巻30話)、花野井くんも、「大人だったら」(13巻50話)という発言をしていたのですが、今回返答できなくて…

 

花野井くん、ちょいちょい嘘ついたり誤魔化したりするけど、こうやってちゃんと話してるときは嘘つかないよね…。

 

今の状態だと、大人になってからも一緒にいることが想像できなくなってしまっている??

 

一番最近こういう話をしたのは、15巻59話の1周年記念のデートで、その時は花野井くんの方から「早く大人になりたい・二人で旅行とか」って言ってたのに…

 

二人で乗り越えて…

ほたるちゃんからの「仲直りしたい」「これまでみたいに二人で乗り越えて…」という発言にも「二人…」とだけ返す花野井くん。

 

そして…花野井くんはほたるちゃんに「大好きだよ」と伝え、

(この時の表情、何度見ても愛しさと切なさが溢れていて、きゅーんとなってしまう…)

寒い場所にいるほたるちゃんへ気配りしつつ、予想外の提案をします。

(ここまで書いておいてなんだけど、花野井くんが何て言ったのかは本誌や講談社漫画アプリを読んでね!)

 

花野井くんの提案

読んだ当初は大ショックだったけど、

時間を置いて読み返してみると、

半分くらいは、あー、まぁ、確かに…

と納得できてしまう、かな…(笑)

 

「気にしなくていい」は負の連鎖が起きてしまってよくないね。

 

「知らない人と関わることにストレス」は、治せるなら治そう(笑)?

花野井くんの場合顔が良すぎてすぐ相手に好意もたれちゃうかもしれないから、というのもあるかもしれないけど、別クラスなのに班別行動ほたるちゃんと一緒にできたんだからちょっとぐらいほたるちゃんの班の子の相手してあげてもいいじゃない?(ほたるちゃんフォローしてあげてーと思ったけど、やりすぎるとさすがにいちゃいちゃしすぎ!となりそうで難しい?)

 

「選んでもらえなくて傷ついた」は言ってもいいんじゃないかと思ったけど、言ったらほたるちゃんを傷つけちゃうから自分で克服しないと、って思っちゃうのかな。これに関しては花野井くん可哀想です。

 

「嫉妬」は見てる分には楽しいけど(笑)、ほたるちゃんもびっくりしちゃうし、良くないのかな。ていうか、ほたるちゃんもお風呂上がりで上を羽織らないの、ちょっとどうかと思ってしまったよ。

 

「このままだと(中略)ほたるちゃんを狭い世界に閉じこめることに」という花野井くんに、「そんな風に思ってない!」というほたるちゃんだけど、花野井くんが例に挙げた件や、15巻59話のいつもお昼一緒やお姉ちゃんとの約束リスケもそうだよね。

現時点ではほたるちゃんは気にしてないかもしれないけど、花野井くんは自分を優先されてもされなくても気にしてしまう。

ずっと2人だけの世界だと、そのうちほたるちゃんも息苦しさを感じてしまうかもしれず、そんな生活を続けていると、いつか本当にダメになってしまって、それこそ取り返しがつかなくなる…と花野井くんは考えたのかな?

 

花野井くんは誰にでも優しくできるほたるちゃんが好きだし、自分のことも特別だと言ってくれたし、それだけでもう充分満足したのかなあ?

 

時間が必要

絶望的な表情で、花野井くんから決定的な言葉を言われるのを恐れているかのようなほたるちゃん。

花野井くんが「時間が必要」と言ったことで、まだ終わりじゃないんだ、と思ったんじゃないかな。

花野井くんの考えてることを全部言うように言って(このほたるちゃんは格好良かった!)、花野井くんの考えを聞いて、どう思ったかな…?

(個人的には、花野井くんの言っていることはあくまで「提案」で決定事項ではないんだから、花野井くんの言う事全部を聞く必要はないんじゃないかな、交渉してもいいんじゃないかな?と思うけど…?)

 

まとめ

浦飯幽助のように期限を決めんかい!と思わなくもないんだけど(笑)、

現時点で期間の見通しが立たないなら仕方がないのかな。

(幽助の3年も長いな…私2年だと記憶違いしてた💦)

 

ほたるちゃんの反応を見ると、はっきり別れようって言わなくて正解で、言っちゃってたらアウトだったと思う。

今回の感じだと、たぶんほたるちゃんなら待っててくれそうだなと思いました。

 

ほたるちゃんは球技大会(6巻23話)のときに、「わたしのことばっかり考えなくたっていい」と言っていたり、花野井くんが他の人と接するということは大変だとわかっていたし、文化祭(9巻36話)のときは「葛藤しながらも少しずつ変わっていく花野井くんを見るたびいいなって…(※要約)」って言ってたよね。

花野井くんのほたるちゃんへの気持ちは変わっていない・むしろ深まっているからこその「脱・ほたるちゃん」で、花野井くんが「脱・ほたるちゃん」を実行に移そうとしているということがどんなに大変か、ほたるちゃんなら理解できる、はず…だよね??

 

とはいえ、要するにほたるちゃんに待っていてほしいってこと?

って考えると、花野井くん、結局ほたるちゃんに甘えてないかい?とも思うんだけど(笑)、だから花野井くんは話の途中で言うのを一回止めたのかな。

 

花野井くんは自分だけが変わらなきゃと思ってるみたいだけど、私はここ最近の感想でずっと書いているように、ほたるちゃんにも変わってほしいんだよなあ。

ほたるちゃんも、花野井くんから少し離れて、誰にでも優しくすることと、恋人のような特別な人はまた別だって、気づいてほしいな…と個人的には思います。

花野井くんはそれは望んでない??というのが難しいなあとは思うけど、拗れてしまった現状を鑑みると、一旦距離をとる、という選択をとるしかないのかなあと思います。

 

ほたるちゃんにもこの機会に、改めて自分の気持ちを見つめ直したり、お友達に相談してほしいな。

 

きょーちゃんは14巻56話で圭吾くんを困らせたくなくて一回別れることを考えていたくらいだから花野井くんの気持ちがわかるだろうし、

しばむーは穂積先生のこと5年待つ覚悟だし(9巻35話)、「見送り」と言っていたから、しばらく離ればなれになるのかも。

2人ともアドバイザーとして適任すぎるでしょ!

 

今後について

花ほたのイチャイチャが毎回見たい!けど、伏線回収大好き!でもあるので、

13話53話で花野井くんが建てた壮大なフラグがここで回収されたかーと思います。

しかし、ほたるちゃんはこれからしばらく泣いてしまうと思うんだけど、ほたるパパの心境やいかに…

 

好きなのに離れるっていうのはギンジさんに通じるところもあるのかな?

ギンジさんが奥さん(ほたるちゃんのおばあちゃん)が倒れても帰ってこなかったっていう話にも、なにか理由があったんでしょうか。

 

花野井くんは、今後どうするのかな?

予想としては、おばあちゃんがイギリス人という話が今回また出てきたので、イギリスに行ってしまう?

それとも、お母さんの回想があったので、ご両親のところへ?

森野先生が取材等で長期お休みをとられるということは、少し遠くに行くんじゃないかなあ…(メタ推理w)

 

そこで様々な経験を積んで、ギンジさんのように本を書くとか?(14巻54話)

 

ほたるちゃんとの関係もだけど、将来どんな仕事に就きたいか、花野井くんの道が見つかるといいですね。

 

いつものように「二人で一緒に」ではなく、別々にだけど、二人共が乗り越えなきゃいけない最後の試練になるのかな。

 

最終回が近づいているのは悲しいけど、ハッピーエンドを迎えてほしいし、

番外編をいっぱい描いてくださるなら、それでOKだと思います!

二人が成長して、また一緒になって、二人で幸せになる未来が見たいです!

 

5/4追記

貼るの忘れてた!森野先生のポスト(ツイート)によると、単行本あと2、3冊くらい、番外編も…?とのことをふまえての感想でした!

 

 

 

 

蛇足(連想した別作品)

 

オペラ座の怪人

森野先生がTumblrで花野井くんの好きな映画はオペラ座の怪人だと書いてらしたというのもあるのですが、ラストの花野井くんの、悲しそうな、でも少しふっきれたような笑顔を見て、金田一少年の事件簿でおなじみの「地獄の業火に焼かれながら、それでも天国に憧れる」を思い出しました。

花野井くんはお顔はとてもきれいだけど、自己嫌悪に陥ってしまうような嫉妬心や独占欲など、花野井くんからすると醜い感情を抱えていて(はたから見るとそれはそれでかわいいのでは?と思わなくもないんだけど…)、それで余計に天使みたいなほたるちゃんに憧れているのかな?というところが、オペラ座の怪人っぽい?

(ってオペラ座の怪人、実はちゃんと知らないので、角川文庫版を今読んでいますが、金田一少年で有名な台詞と近いものはありますが、そのものずばりは出てこないっぽいですね…)

 

ブレス・オブ・ザ・ワイルド

2人が別々に、別の場所(※予想)で頑張る…というところで、ゲームのブレス・オブ・ザ・ワイルドを思い出しました。

お城で踏ん張りリンク君の目覚めと成長を待つゼルダ姫をよそに、リンク君が外の世界を満喫するという…オイ!w

実はこっそり『花野井くんと恋の病』=ブレワイ説(共通点が多い?)を唱えてたのでちょっと嬉しいw

 

 

幽☆遊☆白書

要は待っててほしいってこと?待つってどのくらい?と考えてまず浮かんだのが、まとめにも書いた浦飯幽助のプロポーズ。

ネタバレになるかな?と思ったらジャンプ関係のアカウントがこんなツイートを公開してるくらいので、もう古典扱いなのかな?