『花野井くんと恋の病』アニメ3話の感想です。
私は原作が大好き!!!
好きすぎるからなのか、3話はだいぶ辛かったです。
森野先生の新規絵が見られるのは嬉しいんですけどね…。
もうすぐアニメ第三話です🎄#花野井くんと恋の病 pic.twitter.com/mLXJQVbC1a
— 森野萌 (@megumi_ibara) 2024年4月18日
アバンタイトル(プロローグ)
2話ラストで花野井くんの顔がまた微妙になっちゃったなー、どうなっちゃうんだろうなーと思いましたが、悪い予感が的中。
3話の花野井くんの顔、苦手~~~!!!
内容の話をすると、心臓の音が鳴るのは良かったけど、別に早くないよね…?
BPM85くらいじゃない?
リングフィットアドベンチャーで程よい運動すると110前後くらいだから、早いというのは違和感があるな…。
ほたるちゃんが「やっぱり体調悪いんじゃ」と言った根拠も謎。
原作1巻p.136にちゃんと描いてあるんだから、花野井くんにはもっとふらついたり、ぜえはぁ言ってほしかった。
時計の音が聞こえるのに心臓の音が聞こえなくなっちゃってるのも謎。
OP
OPへの入り方は相変わらずいいんだけどな…
タイトルと歌詞は嫌いだけど曲は好きなので、
本放送で1度目の視聴を終えて、
「悲しくて切ないのはアニメのせい!アニメのせいだー!!!」と
替え歌を歌いたくなりました。
Aパート
ほたるちゃん自宅。
妹ちゃんとお姉さん登場。
原作では妹ちゃんが上のお姉さんの名前読んでるけどカット。
ほたるちゃんの台詞、原作だと「あんな悲しそうな顔させてしまうなんて…」ですが、
アニメだと「あんな顔させてしまって…」に変更。
アニメの絵と台詞だと、ほたるちゃんがあんな顔をどう思ったのかわかりません。
次の「どうしよう」、大げさすぎると思ったけど、原作と違って花野井くんが悲しんでるとほたるちゃんが思ったかどうかわかんなくなっちゃったから、コメディ色が強いのかな。
ほたるちゃんが花野井くんにメッセージを送ってため息をつくシーンと回想シーン、ここから原作4話です。
花野井くんが「お姫様…」を復唱しているのは良かったです。
ほたるちゃんの後悔と回想とお姉ちゃんとのやりとり、原作と順序が変わりましたが、まあいいかな。
妹のスケート発表会に呼び出されたほたるちゃん。
お母さんの台詞、原作だと「お夕飯」でアニメだと「お夕食」に変わってます。
「お夕食」だとより丁寧な印象だし、「外食」っぽくもあるしいいかなと思いますが、
親から子へ話しているのだから「お夕飯」でいいのかなーとも思います。
まあどっちでもいいっちゃあいいのかな!?
花野井くんから鬼電→花野井くん登場。
そのハアハアを具合悪いときにも聞きたかったぜ…。
ていうか、そんなに急いでる風なのに、しっかりピアスはつけてるのね…。
原作ではつけてなかったのに…。
(1巻p.155より引用)
なんでつけてないのか考えてみるのが楽しかったり、自分なりの答えにたどり着いて、そうだね、つけてない方が自然だね、と納得できるところもこの作品が好きな理由なんですが、そういう「この作品の好きなところ」がアニメではどうでもいい扱いをされてしまうんですね。
はあーーーーーーーーーーーーーーがっかりです。
アニメの花野井くんがピアスをつけているのは、なんにも考えてないか、ピアスをつけてる花野井くん、かっこいいーとか思ってのこと?
そのわりにはピアスの描き方が雑だし、花野井くんの「ごめん」の顔、かっこよくなかったです。
そのあとのほたるちゃんの「よかった」、アニメは2回、1度目は「よかったぁー」って語尾を伸ばして、人に聞こえるような言い方でしたが、原作の「よかった」は1回のみ。
私は「安心…」もだけど、もっと呟くように言ったんだとイメージしてました…。
花野井くんがお茶をくれて、少し落ち着いたほたるちゃん。
原作の激落ち込みや、友達とのイメージ画像はカット。
ほたるちゃんをデートに誘う花野井くん。
原作とだいぶ台詞が変わってます。
アニメは「特別」を伝えることや、現状よりも「ずっと考えてた」ことに重きを置いている。
原作は「そういう約束だったよね」~「この2日間すごく不安にさせちゃったみたいだから 残りの時間くらい楽しいことしよう」という台詞で、花野井くんのちょっとずる賢いところ(笑)と、今のほたるちゃんの状態を理解して楽しませたいという台詞で、花野井くんの性格が伝わってくるのは原作の方だなと思います。
「許可なく触りません」のあとのほたるちゃんが笑うシーン、原作では花野井くんもいい笑顔を見せてくれるけど、アニメではなし。
まあアニメ絵苦手だからなくてもいいけどさ…。
(1巻p.164より引用)
ほたるちゃんの家族に挨拶する花野井くん。
魂抜けるお父さんは原作通りだけど、妹ちゃんは違うなー。
お姉ちゃんを取られちゃった!って状況ですよね?
原作みたいに眉を上げてほしかったです。
(1巻p.167より引用)
「完全に彼氏と思われてたなぁ アレ…」のほたるちゃんの腕、太すぎない??
花野井くんの「これ 僕からのプレゼント」はなし。
まあ今はデジチケが主流かもしれんしな…。
Bパート
遊園地のクリスマスフェアで食事する2人。
ピアスに続くガッカリポイント
原作だと花野井くんが言っている台詞をほたるちゃんが言っちゃうんだ…。
ここ、花野井くんはどんなかんじで言うのかな?
ほたるちゃんは食べ物に夢中で聞こえてないのかもなあ、
とか想像して楽しみにしてたので、悲しい。
(1巻p.170より引用)
夜の遊園地を楽しむ2人。
イルミネーションは綺麗ですね。
スケートやっているときの「いちに いちに」もよかったです。
園内の電気が消えてしまい、花野井くんの「閉園まであと30分はあるはずだけど」を受けたほたるちゃんの「いつの間に…」の時、原作では帰るお客さんが描かれていたり、手書きで「ほんとだお客さんほとんどいない」という台詞があるので、周囲に人がいないことがわかりやすくなっています。
(原作p.174より引用)
アニメだと、なんでこんなに人がいないんだろう?ってわかりにくいですね。
最後にもう一周して、ほたるちゃんの好きなところを挙げる花野井くんは良かった。
けど、決め顔がかっこよくない・・・・・。
感動フィルター的なのも、毎回これ使えばいいと思ってるのかなあ?
少々食傷気味です。
ほたるちゃんが「みんなの日」っていうところで、ほたるちゃんだけじゃなく、姉妹もプレゼント…おそらく、クリスマスプレゼントをもらったんだな、とプレゼントが強調されていたのは面白いなと思いました。
けど、「プレゼント」をフューチャーするなら、2話で原作にあったきょーちゃんの台詞をカットしないでほしかったなあと思ってしまいます。
ラストにかかるオルゴールの曲、いいですね。
まあ原作がいいから、それなりに感動はしてしまうんだよな…。
Cパート
ED後に原作5話3ページ分やって、アニメ3話終了。
4ページ目の台詞はアニメ4話に入るのかな?
まさかカットはされないよね…?
まとめ
原作はすごくいいんだから、アニメもいいものを作ろう!と取り組んでくれていれば、いい作品になっただろうに…。
現場の士気&指揮がどんな感じかわからんけど、平均点狙いで作られたアニメなのかなー?実際は平均点にすら届いてないけどなーという印象です。
魅せる力がないなら、原作から変えないでほしいのに、なんで変えちゃうんだろう。
見ていて悲しくなりました。
ピアスについては原作4話の感想に追記しました。