前回の記事、作者の意向の沿わないメディアミックスや作品の改変について、
私がけっこう、かなり、ショックを受けたのは、
最近ブログでもよく取り上げているように漫画が好きなこと、
私を含め多くの読者を夢中にさせてくれる作品を描く作家さんはすごい!と尊敬していること、
そんなすごい方がたった一人で色々なものを抱え込んで最悪の結果を迎えてしまったこと、
でも私自身も、漫画が映像化等メディアミックスしてると一応チェックしたくなるようなミーハーな部分があるのが否定できない…
といった理由の他に、
大大大好きな作品、『花野井くんと恋の病』のアニメ化が控えているから、
というのが主な(大きな)理由です。
『花野井くんと恋の病』のアニメ化が発表されたのが昨年6月、
そのふた月前、花野井くんの誕生日の4月6日にX(旧Twitter)の公式アカウントが開設されました。
はじめは作者さんや『花野井くん~』が掲載されているデザート編集部のリポストのみでしたが、9月1日から、作品のキャラクターが毎週金曜日の夜にメッセージを届ける、という企画が始まりました。
⋱ 新企画、はじめます♡ ⋰
— 花野井くんと恋の病【公式】 (@hananoikun_pr) 2023年9月1日
来年のTVアニメ化を記念して、
『 #花野井くんと恋の病 』のキャラクターから
毎週金曜日の夜にメッセージを
お届けしたいと思いますっ☺️
アニメの放送開始まで、
ここでも作品を楽しんでくださいね✨
🔻アニメ情報🔻https://t.co/YheuZpUJrN#花野井くん pic.twitter.com/3v17w3GbLv
へえー、どんな感じなんだろう?と
はじめはわりと楽しみにしていたのですが…
以下、今までポストされた『週末メッセージ』について、雑感を述べます。
9月
1回目(9/1)
キャラからお届け♡
— 花野井くんと恋の病【公式】 (@hananoikun_pr) 2023年9月1日
╰━━━v━━━━╯
週末メッセージ
今週の担当は…
ほたるちゃん
🌸お試し読みはココから🌸https://t.co/3FXrUHh0Aa
🔻アニメ情報🔻https://t.co/YheuZpUJrN#花野井くん#日生ほたる#花野井くんと恋の病 pic.twitter.com/wfATJJHKl0
ああ…キャラからメッセージって、原作のカットを持ってきて台詞を変えちゃう感じ…?
まずこれね、5巻20話の終盤で、ほたるちゃんが花野井くんにまっすぐに視線を向けて、ほたるちゃんが花野井くんに突然の告白をされた1話から今まで(20話まで)の間、ほたるちゃんが見てきた花野井くんがどういう人かというのを伝えているシーンなんですわ…。
そんな、花野井くんだけに向けて話しているほたるちゃんの大事な台詞を、大勢向けに改変してしまうのね…というのと、アニメ化記念の企画の1回目に5巻のカットを持ってくる?という困惑がすごいです…。
2回目(9/8)
ここからはリンクは省略しますが、7巻28話の扉絵の花野井くんですね。
改変台詞は「おやすみ」。
扉絵だから台詞はないのですが、中学生時代の悩み多き花野井くんなんですよね…。
そんなこと言うかなぁ?とはちょっぴり思ったけど、
今回は台詞よりも、7巻から!?というのが驚きです。
最近アニメ化した作品で言うと、スキローの1期が4巻(1年の文化祭)まで、
フリーレンの1期(1級魔法使い試験編より前)も、ほぼ4巻までです。
スキローは文化祭のミュージカル、フリーレンは戦闘シーンがあるけど、
『花野井くん〜』の序盤にそういったシーンはなさげなので、
『花野井くん〜』のアニメって、おそらく4~5巻までじゃない?
ちょっと計算してみると、
原作1話はページ数が多いので=アニメ1話、原作2話のボイコミが14分なので、
原作2+3話=アニメ2話かな? みたいに考えて、以下適当に、
③4+5話 ④6+7話 ⑤8話 ⑥9+10話 ⑦11話 ⑧12+13話 ⑨14+15話
⑩16話 ⑪17話
16話は4巻収録のラストの話、17話は5巻の最初に収録されています。
アニメ1クールは通常11〜12話らしいので、花野井くんたちが2年生になる&後述する内容から、17話で終わるのがキリがいいかなと思いました。
(ただ、そうすると、2期があったとしたら、八尾くん目線の18話スタートになっちゃうけど…。それはそれでアリかな??)
原作で長そうな話はアニメも1話使うかもと思いましたが、なんせ素人計算なので、
基本アニメ1話=原作2話で進むなら、5巻のラストまでは行ける可能性も?
でも、さすがに7巻はアニメ1期ではまず無理ですよね。。。
アニメ化記念とは…?
アニメ放送開始まで、とは…?
もしかして、2クール内定してたりするのかなあ?
それか、フリーレンや推しの子みたく、放送時間を拡大してくれるとか?
もし仮にそうだとしても、7巻というのはだいぶ先ですよね。
アニメ放送前からだいぶ先の巻をPRに使うって、なんで?
(フリーレン1期の宣伝をするとして、魔法使い試験のイラスト使わないでしょ?)
やっぱり謎です。
それと、今回のポストに花野井くんのフルネームを載せてるけど、花野井くんのフルネームがわかるのって原作だと5巻17話なんですよ。
(上の計算で行くと最終話もしくは終盤に判明します。さすがに1クール内でフルネーム出てほしいかなと思うので、1クール11話=原作17話だと予想しました。)
『花野井くん』を読み始めた頃、あれ?そういや花野井くんってフルネームなんて言うんだろ?って気になった覚えがあるし、アニメ公式HPは「花野井くん」表記なので、情報をどこまで出すかって統一しないんだ?って結構びっくりしました。
3回目(9/15)
ほたるちゃんが2回目の登場。
えっ、他のキャラじゃないの?
まあ、主人公だし、いいのかな…。
4巻13話、花野井くんと正式にお付き合い後、初めてのデートのほたるちゃんなので、シルバーウィークに絡めてのコメントは悪くはないと思います。
「みんな」が余計な気もするけど。
4回目(9/22)
花野井くんも2回目の登場。
1巻2話のカットです。
やっと序盤の話が出てきた!
でも…、原作では「天使・・・」だけだった花野井くんの台詞に、
「ほたるちゃん」が足されてるんだよね…。
ここは個人の解釈にもよると思いますけど、2話って、花野井くんがほたるちゃんに告白してからまだほんの数日で、お試しだけどお付き合いを始めた初日なんですよね。
花野井くんにとって、天使=“憧れのあの子”で、“ほたるちゃん”がイコールになるにはまだ実感が沸いてないんじゃないかと思うんですよね…。
5回目(9/29)
9月はほたるちゃんと花野井くんだけなのかと思ったら、まさかの八尾くん!
原作初登場は2巻5話、作品内でしっかり紹介されたのは3巻9話というキャラで、
1話から出ているきょーちゃんとしばむー、3話から出ている圭吾くんを差し置いて、早々と登場です。なぜ…???
原作ちょっとしか読んでない人、それこそ、試し読みからスタートして2巻、3巻あたりを読んでる人からしたら、
「なんか新キャラ出てきたけど、重要なキャラなのかな?」って、まだわからなくて、先を色々想像しながら読むのでは?
そういうの、初見ならではの楽しみじゃない?
主役2人の次に出すってどういうことか、考えてるのかなあ…???
ちなみに、7巻26話のカットですね。
また7巻…そして、里村さんへ向けての笑顔なんだけど、原作は台詞なしのカットだし、改変台詞は誰宛か入ってないのと、ねぎらい系という方向性は合っているので、
まあいいんじゃないでしょうか。
10月
6回目(10/6)
ほたるちゃん3度目の登場。
えっ、八尾くんが出たのに他のキャラは出ないの…?
そして、6巻22話のカットです。
序盤の話、ほとんど出てきませんねえ…。
ほたるちゃんがかわいいのでごまかされそうになりますが、
改変台詞は「今週はどんなことがあった?」で、
原作ではよそのお店を手伝いに行った花野井くんに“どうだったかを聞いた後”の
リアクションなので、ちょっとズレてます…。
番外編・1(10/12)
木曜日のポスト。
なぜかというと、ほたるの友達、しばむーのお誕生日だからです。
お誕生日をお祝いするのはナイスだけど、しばむー、まだ紹介されてないよね…。
八尾くんより先に登場させておけばよかったのに…。
そして、添付されたGIFは、9巻33話の、仲良し5人組のイラスト…
いや、しばむー真ん中にいるけどさ、まだ紹介してないんだから、
ソロ画像も一緒に添付しようよ…。
7回目(10/13)
ようやくしばむーが単独で登場。
でも、紹介文は花野井くんになってる…。
それに、きょーちゃんの方がほたるちゃんと付き合い長いのに、
きょーちゃんより先にしばむーが紹介されてしまうことに、ちょっと違和感…。
5巻20話のカットで、ほたるちゃん(と花野井くん)に軽く話しかけているところなので、改変されてもあまり気にはならない、かな。
8回目(10/21)
スタート時は毎週金曜って書いていたのに、土曜日のポストです。
ようやくきょーちゃんが登場。
7巻35話、原作ではきょーちゃんの台詞なし。
しばむー目線のきょーちゃん(響)像なので、明るめの台詞なら
合いそうなカットです。
9回目(10/27)
しばむー、きょーちゃんが登場したのに、3度目の花野井くんです。
この流れで圭吾くんに行かないんだ…?
6巻23話、花野井くんが圭吾くんに「球技大会の練習をしたい」(※要約)、
と話してるシーンです。
改変台詞は「ほたるちゃんが足りない」で、球技大会の練習をがんばるためにほたるちゃんと会える時間が減ってしまう…という展開になるので、元の台詞とは大分違いますが、これはこれで面白いような、展開先取りかい!とツッコミを入れたくなるような。
いやでもやっぱ圭吾くんを登場させてあげてよー。
11月
10回目(11/3)
ほたるちゃんです。
1巻1話が初めて登場。
改変台詞は「そろそろ角煮まんのおいしい季節だね」で、
原作の台詞は「一緒に食べよう?」です。
これさあ、公式さんが文章の中で“そろそろ角煮まん(※)の
おいしい季節ですね”みたいに書いて、
台詞は原作そのままを使えばよかったのでは…?
というか、今までの全部、そんな感じにすればよかったのでは…!!??
今回、問題点は台詞の改変だけでなく、
X(旧Twitter)の使い方としてどうなの?と思う点がありまして、
というのも、昨年の11月ってかなり暖かくて、このポストをリアタイで見たとき、
「いや、まだあったかいから、肉まんの季節はもうちょい先なのでは?」と思ったんですよねー。
(今調べたところ、23年11/3の東京の気温は約14℃。11/5~11/7は17~18℃でした)
X(旧Twitter)はじめ多くのSNSって、パッと見てすぐ反応する人が多いから、「今」の感覚や時季的にピッタリ合っているものが拡散やいいねをしやすい・支持を得られやすいと思うんですよね。
ひょっとして、ポストする内容って結構前々から決めてたりするのかな?と思うけど、それなら予想気温を調べておいて順番入れ替えようよ、とか、既に散々指摘してるけど、出てくるキャラの順番や頻度がおかしいですよね。
それと、※をつけた“角煮まん”ですが、作中で出てくる食品名は“豚角煮まん”なんですよね。
なんで商品名を省略したんだろ??
11回目(11/10)
ようやく圭吾くんの登場です!
原作では3話から出てるのに…長かったね…。
6巻23話、球技大会の練習について花野井くんと話してるシーンですね。
原作の台詞は「とにかくっ 日生さんのために 本気で勝ちたいんだろ!?」で、
改変台詞は「お疲れ!」「来週もがんばろうぜ!」です。
「お疲れ!」は合ってないけど、「がんばろうぜ!」は方向性は合っていると思います。
もうでも、「公式さんが文章書いて、台詞はそのままがいい」に気づいてしまったので、例えばネタバレに配慮して「日生さんのために」は隠して、
圭吾くんは誰と話しているのか、何に勝ちたいのか、詳しくはコミックスで♡ みたいにすればよかったのに、と思います。
(けど、アニメ化へ向けての企画なら「放送をお楽しみに」とかにすればいいのに、
なんで放送しないであろう範囲から持ってくるのか、マジで謎です)
12回目(11/17)
4巻14話のバイト終わりの花野井くん。
原作は「ほたるちゃんお疲れ様」で改変台詞は単に「お疲れ様」です。
そう、もう、こういうのでいいんだよ…。
13回目(11/24)
何の説明もなく、黒江主任登場です(笑)。
まあね、ほたるちゃんがバイト始めるとか、
花野井くんも…とかは読んで(見て)のお楽しみなので、
それはそれでいいと思うけど、11巻42話…。
え…なんでそんな先から持ってくる?黒江さん、4巻14話から出てるのに…。
そして、ページ数も書いちゃうと42pのカットなんですけど、
黒江さんが花野井くんと歩いていて、
名前を呼ばれて足を止めているシーンなんですよね。
改変台詞は「今日もお疲れさん」ですが、次の43pで花野井くんの言ったことに対して黒江主任は柔らかい表情を見せてくれているので、43pの方が良かったんじゃないかなあ。
(どちらのカットも原作は台詞なしです)
12月
14回目(12/1)
4巻13話のほたるちゃん。
改変台詞は「今週もがんばったね」
ほたるちゃんがかわいいのでごまかされそうになりますが(2回目)、
花野井くんとの待ち合わせに登場した、これからデート&正式なお付き合いをがんばっていくほたるちゃんなんだよなあ…。
ウィークデーがんばれば、週末かわいい彼女とデートできる、みたいな超解釈なら成り立たなくもない??
15回目(12/8)
4巻15話扉絵の八尾くんと愛犬。(名前を出してないのはいい判断だと思う)
扉絵なので、原作では「♡」だけ。改変台詞は「今週もおつかれさま」。
「週末」に限定してるから、台詞のバリエーションに乏しいですね。
やはり公式さんが「実は愛犬家の八尾くんです」「愛犬の名前はコミックスで確認してくださいね」みたいに書いて、八尾くんは原作通り「♡」でいいのではなかろうか…。
八尾くん2回目の登場だけど、初回が7巻からで2回目が4巻からというのも
なんか変な感じ。
16回目(12/15)
7巻25話のとっても甘いお顔の花野井くん。
原作の「今日」が「今週」に変わっただけ!
そして、アニメ公式に合わせたのか?
この回から、花野井くんがフルネーム表記じゃなくなりました!
7巻からが多いなーと思うけど、改変最小限なので、
こういうのでいいんだよ、と思います。
17回目(12/22)
7巻28話のほたるちゃん。
なんでこんなに7巻が多いんだろう(笑)。
改変台詞は「お風呂でも入って温まってね」
あーーー、これはちょっとダメだなあ。
7巻って夏休みのお話なんですよ。
夏休みにほたるちゃんが花野井くんと一緒に日中図書館に行こうとしたら雨に濡れて、花野井くん家のお風呂を借りるんですよ。
作中でもたしかに「お風呂」って台詞が出てきますけど、雨で冷えちゃったとはいえ、夏の日中でしょ?人のおうちでしょ?お風呂(浴槽)入ったのかなあ?
シャワーで済ませたんじゃないかなあ?
そもそも人のおうちのお風呂を借りて、「お風呂“でも”」はないわー。
ほたるちゃんはそんなこと言う子じゃないと思う…。
それに、お風呂上りのほたるちゃんなら3巻9話にいるのに…。
3巻なら冬なのに…。
話のチョイスも台詞の改変も、めっちゃ微妙だと思います!
番外編・2(12/24)
ほたるちゃんの誕生日。
2巻5話の扉絵の花野井くんとほたるちゃんと、
12巻49話のほたるちゃん。
前回と違って時季のチョイスが合っていて、良かったです。
18回目(12/29)
年内最後のポスト。
20年デザート3月号表紙の花野井くんとほたるちゃん。
無難が一番!
1月
19回目(1/4)
新年1回目&木曜日のポスト。(仕事始め…?)
2巻表紙の花野井くんとほたるちゃん。
こういうのでいいんだよ…。
20回目(1/12)
7巻26話の八尾くん。
7巻推しがすごい。
失恋から復活した里村さん(そういやまだ出てきてないな…)を見て、
復活したんだ、よかった、的なシーンなので(※私の解釈です)、
改変台詞「今年もいい1年にしようね」はまあ合ってるかなと思います。
21回目(1/19)
8巻30話の扉絵のほたるちゃん。原作は台詞なし。
改変台詞は「遅くまでおつかれさま」
ほたるちゃんのかわいさにごまかされそうになりますが(n回目)、
イギリスにいる花野井くんと国際電話してる場面で、
イギリスとの時差は9時間。
日本は夜でもイギリスは日中なので、「おつかれさま」を言わせたいなら
ほたるちゃんじゃなくて花野井くんが良かったのでは?と思います。
22回目(1/27)
この週はデザートの発売日があったり、声優さんの追加キャストの
発表があったからか、土曜日更新。
11巻43話の圭吾くん。
だーいぶ先ですね。
改変台詞「来週も強く生きていこーぜ!」。
原作は一件落着して「(前略)明日から強く生きてこーぜ!」
なので、ほぼ同じ…だと言いたいんだけど、
「いこーぜ」と「こーぜ」…
「こーぜ」の方が圭吾くんっぽいですね。
なんでこういうところを変えちゃうんだろう??
2月
23回目(2/2)
12巻49話『二度目のクリスマス』の花野井くんです。
これはねーーーーーーーーーー、
原作の台詞を変えてしまってはだめです!!!!!!
花野井くんとほたるちゃんが色々ありつつもお付き合いを続けてきて、
二度目のクリスマスを迎えることができたわけでしょ?
クリスマス当日も、一緒にお買い物して、ツリーの飾り付けをして、
お料理を作って食べて、まったりして、いちゃいちゃして、
ほたるちゃんに「特別だよ」って言われて、
幸せMAX状態な花野井くんが
ほたるちゃんに見せた表情と台詞だよ?
それを変えるなんてとんでもない!
前述したように、2人がお付き合いを積み重ねてきて、
読者はそれを見守ってきて、それで見ることができたSSR級の花野井くんな訳ですよ。
私初めて見たとき、“てえてえ…(尊い)”って拝みましたもん、マジで。
そんなとってもいいお顔の花野井くんを広めたい気持ちはわかりますよ。
でもさ、だとしても、
なんで台詞変えちゃうかなー!
(前述した2人のお付き合いの軌跡をちゃんと読んだ上で台詞をかみしめてほしいから、台詞ナシにするのが最善だったと思います)
なんでクリスマスにポストしないかなー!
(こんな素晴らしいお顔を広めるのに、「いつ」「どんなタイミング」がいいかって、考えないの???)
ほたるちゃんのお誕生日祝いにほたるちゃんの画像と一緒にポストすればよかったじゃん…。
作中時間は特別な日の昼下がりよ?
なんで平日の夜にポストするかなーーー。。。
前から思うところはあったけど、このポストを見て、薄々感じていた、せっかくストーリーも感情描写も素晴らしい作品なのに、そんな作品の大事なシーンや、登場人物の表情や台詞を大事に扱ってくれないんだな、ということが決定的になってしまったのと、冒頭に書いたようにセクシー田中さんの件が起き、メディアミックスの問題点について色々考えたり調べたりしたことが影響して、今回の記事を執筆することになりました。
24回目(2/9)
13巻53話のほたるちゃんです。
ほたるパパと話を終えた花野井くんに「大丈夫だった?」とたずね、
花野井くんの返答を聞いて一安心、といった表情なので、
改変台詞「今週はどんな一週間だった?」
はおかしいんですよね…。
しかも、髪が大分伸びて、一つにまとめているほたるちゃんなんですよね。
私、ほたるちゃんの髪が伸びていくのって、トラウマの克服(恋が怖くなくなる)と、
花野井くんのためにかわいくなりたい・自信を持ちたいって意味があるなあと、
ほたるちゃんの髪が伸びていくのを見守るのも、この作品の見どころの一つなんじゃないかなと思っていたので、アニメ放送前の公式アカウントが、こんなネタバレっぽいポストしちゃうんだーって、もう、作品に対しての捉え方が違いすぎるなって、
悲しくなってしまいました。
それと、この日は2/9=肉の日で、フリーレン公式はこのようなポストをしていました。
#肉の日 pic.twitter.com/MIpo3LjOkt
— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) 2024年2月9日
2/9が放送日でこのシーンが流れるって、フリーレン持ってるなー。
そして、肉の日に気づいてタグを入れる中の人、めっちゃ優秀だなと思いました。
ほたるちゃんも「食べるのが好きな女の子」と紹介されているんだから、
2/9のポストなら、食べ物にちなんだシーンを選べばいいのに…と思いました。
フリーレン公式を見てみると、タイムリーな画像チョイスのほか、
こうやって原作をそのままポストしていて、
リポストやいいねの数がめっちゃあるんですよね。
#フリーレン pic.twitter.com/Tk7PntVtD6
— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) 2024年2月9日
フリーレンはアニメ2期放送中の作品だから比較対象として適切ではないかもしれないし、花野井くん~はアニメ放送前だから難しい部分もあるのかもしれないけど、
原作からあまり変えずに、できればそのままでポストしてほしいなあ。
大好きな作品の公式アカウントなのに、ミュートしようかフォローを外そうか、
わりと真剣に悩んでます。
(だって解釈が違いすぎて見てられないんだもん)
集計
最後に諸々集計結果を書いておきます。
登場回数
花野井(6回)
八尾(3回)
花野井くん意外と少ないんですね!
ほたるちゃんのお姉さんや里村さんは登場しないんですかねえ…。
使用された巻
2位:4巻(4回)
3位:6巻(3回)
4位:2巻、5巻、
11巻、12巻(2回)
5位:1巻、8巻、9巻、13巻 (1回)
うーん、これは、どういうことなんだろう。。。
まとめ
アニメ化を記念しての企画なのに、なんでこういう結果になるのかな。
作品のファンとして、「好きな作品を広めたい」気持ちは当然あるので、
アニメで使われそうな場面をネタバレしない範囲で
「今度アニメ化するからチェックしてねー」ってリポストしたいんですよ。
アニメ1期分より先の情報は、ネタバレになるかもしれないから、
リポストしづらいんですよ。
(例外的にアリなのは、最新号発売前後みたいな宣伝期間や、
クリスマスやバレンタインみたいなイベント時くらいだと思う)
それとやっぱり、原作から変えすぎてしまうと、
「X(Twitter)で見たのと原作(アニメ)で台詞違うじゃーん」
ってならないですかね…。
もう、ほんと、公式さんがどういう意図をもってこの企画をやっているのか、
『花野井くんと恋の病』という作品のどういうところが魅力で、
どういう風に読んで(見て)ほしいと思っているのか、
ネタバレ・初見さんへの配慮をどう考えているのかなど、
私にはさっぱり理解できない、ということがわかりました!