hiokaの日記

とりとめない話をしようよ

映画スラムダンク観ました

あけおめことよろです。

という挨拶をして、お正月の話を書こう、と正月休みにポチポチ文章を書いていたのですが、なかなか書き終わらず、あっという間にお正月は終わってしまい、すっかり日常に戻っちゃいましたね…。

新年早々遅いスタートですが、お正月の話です。

思い返せば昨年のお正月はソロで都内に謎解きに行ったなあ。

今年のお正月は去年と違い近場ですが、またもやソロでお出かけして、映画を観てきました。

冨樫展(ハンター、幽白)の次はスラムダンクですよ!

どうした令和(笑)。

 

スラダン映画、公開前には色々言われてたけど、公開後の評判は良さそうだし、第二弾の特典、いいなーと思って、せっかくなら第一弾の特典もまだ貰えないかな?と行ける範囲で配布が終わってなさげな映画館を調べて行ってきました。(最近はどこの映画館も特典配布終了ってHPに載せてくれてるので便利✨)


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おしながき

 

 

前置き

映画の感想の前に私にとってのスラムダンクとは、を書いておきます。

私はスラダンをジャンプ連載時に読んでたドンピシャ世代で、井上(成合)先生の前作『カメレオンジェイル』もわりと好きでした。

スラダンは最初ドナドナの替歌を募集しててギャグ寄りだったり、ちょっと不良もの?と思ったこともあったけど、どんどん本格的バスケ漫画になってった印象ですね。

高校選ぶの迷ったとき、家から近いからってのを決め手の一つにしたり(流川が好きでした・笑)、一瞬バスケ部に入っちゃうくらい影響受けてました(笑)←高校って音楽をよく聴くようになった時期でもあって、練習忙しくて音楽聴く時間が全然ないなと思ったり、あとまあ体がキツイとか、瞬間的に動くの性格的に向いてないなと思ったり、部活じゃないけど部活っぽい活動してて掛け持ちが大変だった…等いくつか理由はありましたが短期間でバスケ部は辞めちゃいました。スンマセン。

けど、スラムダンクは完結までジャンプだったり単行本買って読んでて、友達に単行本を貸そうと学校へ持ってくと「私も俺も」とクラスメイト何人かに貸してと言われて貸してた記憶…。とにかく当時すごい人気だったよなあと思います。

そんなわけで原作はリアルタイムで読んでて好きで、アニメも見てましたが、かといってそこまで熱狂的なファンという訳ではないです。

今回のスラムダンク映画、前評判は特にアニメファンから?結構マイナスな意見がありましたが、それを見て、アニメってすごい人気だったんだな!?とちょっとびっくりしましたもん。

私は声優さんに詳しくないし、楽曲も、ビーイング系って当時すごい人気だったよね〜くらいで特に思い入れはない、かな〜。

曲としてはいいと思うけど、スラダンの内容には合ってないよね。

大黒摩季さんの曲なんか、彼氏が好きなのなんでサッカーなの??と当時から思ってたし、大人になって改めて歌詞見ると、なんでスラダンの曲が婚活女子の曲???って思いません?

 

原作が終了してからは井上先生の作品を追うわけでもなく約20年以上?経過してて、

…というか、漫画自体昨年久々にガッツリ読むようになって、、、

そーだそーだ、『なまいきざかり。』が完結するにあたり20巻くらい無料開放してたのを読んでスラダンの影響受けてるなと思ったり(※気に入ってその後全巻購入しました)、


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※『なまいきざかり。』19話より。ライバルの学校が『三寿々』(三井寿からとった??)、主人公(の彼氏)の学校が『陵北』です(陵南+湘北?)。

毎日無料のマンガParkで「なまいきざかり。」を読もう! #推しマンガPark https://mangaparkprod.page.link/XThd

 

昨年激ハマリした『花野井くんと恋の病』にもスラダンが出てきて、それでスラダン読み返そうかなって少し読み返したりはしてましたね。


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『花野井くんと恋の病』23話より。

#マガポケ https://mgpk-api.magazinepocket.com/landing?t=1669

 

そんな状態で見に行ったスラダン映画の感想です

(ネタバレありなので映画未鑑賞の方にはオススメしません!)

 

 

OP

宮城リョータが主人公だとは事前に評判を読んで知ってましたが、ほんとにそうなんだ〜。

The Birthdayの「LOVE ROCKETS」イントロのベース音と共に湘北メンバーがスクリーンに登場して動き出すOP、めっちゃカッコよかったです!

コロナですっかり応援上映って見なくなっちゃったけど、応援上映やってくれたら拍手してメンバーの名前叫びたかったよ!

私は周りに人がいない席ってだけでスクリーン向かって右の席を選んだんだけど、流川と対面になって大興奮!

「うわー!うわー!好きだったよ〜!久々に会えたね〜!」と心の中で思いまくりました…これが君が好きだと叫びたいって感情なのか??20数年越しに理解できた!?(笑)

もうね、この時点で「見に来て良かった!」と思いました。

湘北メンバーに続いて現れたのは最強・山王メンバー。

山王ってみんな坊主頭なのね。なのに一人一人個性があるよね。井上先生、絵が上手いな、と改めて思いました。(色々漫画読んでると、キャラの描き分け、髪型が違うだけやんって思うことがたまにあるので…)

 

構成

一回見ただけなのでうろ覚えですが、映画は山王戦の合間にリョータの過去がちょいちょい挟まって進行します。

これも評判読んでてなんとなく知ってたのと、山王戦ってめっちゃドキドキするから山王戦だけだと緊張?しまくって心臓持たないかも〜と思ったのと、ちょうどこの間のW杯の解説で、本田圭佑さんが三笘選手を見て「小さい頃から一対一やってたんでしょうね」みたいな話をしてて、選手がどう過ごしてきたかって気になるもんなのね〜と思ったので、個人的には(構成は)あまり気にならなかったです。

内容的には…リアルタイムで原作を読んでたとき、私は流川とあと仙道が好きで、一緒に読んでた弟は三井が好きで(弟によるとミッチーは男人気が高いらしい?)、宮城ってどういう人かあまり気にしたことなかったな、と映画を見て気が付きました。

赤木はキャプテンだし妹(晴子)がいるとか成績いいとかパーソナルな情報公開多め(原作に自宅で勉強会したりお客さんの対応したりってシーンがあったような)&小暮と一緒に飴とムチで湘北バスケ部の土台を作ってきた、ミッチーは中学時代MVPで怪我して一時やさぐれて…とある程度過去がわかってる、流川はどう育ったのか謎だけど、多分バスケ馬鹿で育ったんじゃないかなー(笑)。そんでもって、ミッチー同様、やはり中学時代から有名だったよね。

なので、今回宮城のバックグラウンドを知れたことと、宮城目線で湘北メンバーや山王を見るとそう見えるのか、って視点がとても新鮮で、そういう点ではよかったです。(宮城の過去、だいぶ重いけど…。)

 

山王戦

それにしても山王戦ですよ!

色んな人が感想で言ってますが、ほんとにバスケの試合を見ているようでした!

まずね、山王の選手が湘北にかける圧(プレッシャー)がすごい。

そりゃボールキープできないわ。カットされますわ。山王、つえぇ…。

って映画鑑賞じゃなく試合観戦しているような、もっというと自分が山王と対戦してるかのような感覚がしました。

原作既読しているので結末は知っているけど、細かいところは覚えてなかったりしたので、この状態からほんとにそうなる?どうやってそうなるんだっけ?と思ったり(笑)、花道の行動も結構忘れてて、あー、そんなことしてたっけ?と思ったり…。

ある意味新鮮な気持ち(笑)で鑑賞・体験できたので、原作持ってるけど見る前に読み返すべき?って迷ったら、見終わってからでいいんじゃないかと思います!

 

湘北あれこれ

構成にも書きましたが、原作の主人公は桜木花道なんだけど、映画の主人公は宮城ということで、視点が変わるとキャラの見え方が変わって面白かったです。

自分でも一番意外だったのは、花道ってかわいいなー!と思ったことです(笑)!

スラムダンクって魅力的な登場人物ばっかりで、昔は花道のイメージって、、、体が丈夫で運動神経すごいなー、くらい?正直リアタイで読んでるときは特にこれと言った感想を持っていなかったのですが(花道ゴメン笑)、映画の作りが見事なこともあり、花道がなんか言ったりやったりするとみんなが注目して空気が変わるのがすごくわかりました。

初心者・桜木がぐんぐん成長していく姿を、もっとじっくり見たかった気もするけど…数々の名場面の回想、グッときちゃいました。

赤木は湘北バスケ部を強気で引っ張ってきたけど、原作でもあった対先輩や同級生?とは目指すところが違ってて、彼の中でも色々あったんだろうなって描写がありましたね。(ん~でも私は個人的には小中高も部活だけじゃなく、大学とか社会人みたいに運動をエンジョイできるサークルみたいなのがあればいいのになって思うんだよね…赤木、ゴメン・笑)。

三井と宮城の新エピソードは、そうだったの???ってなった人多数なのでは?

グレる前のミッチー、カッコよすぎるでしょ…。

流川は正直出番少なめ?だったので、アレ?前半抑え気味なのって山王戦だったっけ?と勘違いしちゃいました(笑)。

まーでも流川が活躍しちゃうとますますファンが増えちゃうからなー。

出番少なかったけど、まあ許してあげますよ!(謎のファン目線?笑)

 

 

まとめ

見に行く前は、どうなんだろ…?と思ってたけど、見に行って、すっごく良かったです!なんならもう1回見たいくらい!

個人的な感想ですが、原作既読で登場人物は知ってるけど、細かいエピソードはやや忘れてる…くらいの状態で見て、とても面白かったです。

終盤の漫画らしい演出や、心音、秒針の音…手に汗握る瞬間に同席できて、本当によかった。

上映後、席を立つお客さんの中には涙ぐんでる人もちらほらいましたねー。

お正月からいい体験をしました!