以前ワクチン普及の遅さに「オリンピック開幕は無理だ」と書きましたが(これ、言い換えると「本当にオリンピックを開催したいなら、ワクチン接種のスピードが遅いんじゃないか」という意味です)、その後のワクチン接種のスピードは思ったよりは早かったのでそこは評価した、、かったけど、今はまたストップしてしまったのかな?どうなんだろう。
地方在住の高齢の祖母と両親は2回接種できたみたいです。
中年の我ら世代は接種券は届いたけど、予約がとれるのか、まだなんとも。
そもそも、外出・外食してないのに自分が新型コロナにかかっちゃって、本当になんとも言えない状態ばかりが続いてますが、オリンピック、開幕しましたねー。
個人的には、感染対策(ワクチン接種、治療を望む人が適切な治療を受けられる、むやみに集まって騒がない等)がしっかりなされてないと、やっぱり素直に「開催できてよかったね」とは言えない、かなー。
とはいえ、男子サッカーなんかは継続的に見ている競技なので(特に主力選手の堂安律選手、谷晃生選手はガンバ大阪の出身なので応援してます)、オリンピックだけ見ないのも変な話だし。
前から見てたといえば…って言えるほどでもないけど、開会式のゴタゴタで小山田さんの過去の発言が取り上げられ、ものすごく炎上してしまい、今後ずっとつきまとうであろうことにも、なんと言っていいのやら。
小山田さん、というより私が聴いていたのは主にフリッパーズギター、あとは貴子ちゃんの「fun9」はよかったねー、くらいであまり活動を追っていたわけではないのでおぼろげな記憶ですが、パーフリ時代からインタビューの適当さは有名だったのでは、というのがあって。
問題の雑誌については、リアルタイムで知っていたかどうか、記憶が曖昧なのですが、たまにちょっとネットで小山田さんの情報に触れようとすると、いつの頃からか、雑誌のコピペが目に付くようになって。
まあ、いじめがあったことはあったんでしょうね。ただ、パーフリ時代を思うに、多少の誇張はあるんじゃないかな、ってことは、「いじめ、ダメ!」は言えるけど、それ以上の話、程度の話は定かではないからできないな、というのが私の意見です。
でも、オリパラに関わらせようとした人が知らなかったか、知ってて選んだかは、どちらにせよ、一体どうなってるんだろ??と思います。
そういうナアナアさがスポーツの世界にもないとは言えないけど、スポーツって基本的に勝ち負けや、多くの場合数字で結果が出るものだから、結果である程度は判断されるはずです。(もちろん数値化されない、結果は負けでも評価される場合があり、そこも面白いんだけど)
芸術・エンタメの結果は、売り上げとか人気、注目度みたいな数字はあるのかもしれないけど、それと同じくらいノリ(内輪ウケ)とか空気感とかが重要視されてるなって思う部分があって、そういうの、どうなんでしょうね。
と思っていたら、開会式がわりとそういう出来だったので、やっぱり、オリンピックって何なんでしょうね、、、特に今回のように無理やりのように開催してしまうのって、どうなんでしょうね、と思いました。
開幕式、賛否あったようですが、私の感想としては、個々としてはいい部分もあったけど、全体としてチグハグだなと思いました。
とはいえ、個々のパフォーマンスについて詳しいわけではないし、上のサイトで順序を再確認すると、天皇陛下御臨席、国歌斉唱、選手入場 等の合間のパフォーマンスだし、想像を絶する難しさはあったと思います。
けれど、そんな大変な仕事なのに、担当がコロコロ変わり、直前までゴタゴタ続きっていうのは、本当、なんなんでしょうね。
私は時々サッカーを見に行く程度で他のスポーツのことは知りませんが、サッカーの試合でもたまに試合前やハーフタイムにパフォーマンスが行われることがあります。
リーグ戦で地元の中高生の演奏なら微笑ましく聴けるけど、タイトルがかかった大会でサポーターも気合を入れて試合に臨みたいとき、特に望んでもないのに(テレビ局が手配しちゃった?)歌手(グループ)の方に歌われてもねえ、という場面に遭遇したこと、正直何度かあります。
パフォーマーの方はそれが仕事なんだから仕方ないとは思うけど、なんだか、スポーツの大会ですよ?地域や国を代表しての晴れ舞台ですよ?というのにそぐわないような心地悪さ、オリンピックの開幕式でも、そのような感じを思い出してしまいました。
ましてやこのコロナ禍で、あらゆるエンタメが色々な制限を受け、それでもオリンピックはやるんだという意味、結局のところそれはなぜなんだかわからないままだし、ある意味そんな疑問を吹き飛ばしてほしかったのに、コロナ禍だからか、ゴタゴタ続きだからかわからないけど、中途半端だったなーと思います。
その中で異質を放っていたのは、森山未來さんのダンスですね。
「モテキ」をリアルタイムで見ていた時に、すごい!踊りがうまい!実家がダンス教室?へーすごい!と知って、TVで出演作(ドラマ、舞台作品)を時々拝見する程度でしたが、「いだてん」の浅草の火事の場面はまるで舞台を見ているようだったし、イスラエルにダンス留学していたこともうっすら知っていたので、今回の踊りも、解説、それだけ?と思って調べたら、『未練の幽霊と怪物』という作品がベースになっていたようですね。
それと、今回の記事は前から…って話が多いので、ジャズピアニストの上原さん。
私も以前浜松に住んでいたことがあるし、ジュビロ磐田の試合でCM流れたりしてるので、前から知ってます。
たしか、ヤマハの音楽教室出身でしたよね。(浜松では「ヤ」にアクセントを置いてたなー)
前述したように、ヤマハと言えばジュビロ磐田だし、ラグビーのチームもあるし、上原さんのピアノ…というか、音楽演奏も身体をめっちゃ使うから、ある意味スポーツのよう。
人選的には、いいじゃん、すごいじゃん、と思ったけど、海老蔵さんとのコラボとは正直合わなかったかなー。
以下かなり妄想入りますが、浜松(静岡)といえば家康(浜松には「布橋」とか家康ゆかりの地名があります)、家康が江戸幕府を開き、江戸が東京になり…的な演出とか(感想読んでると彼女のダイナミックな演奏は好みが分かれてしまうようなので、茶摘みのメロディを入れてるファーストアルバム収録曲「Green Tea Farm」のようなしっとり系の曲もあるんだよと言いたい!…最近はあまり追ってないからわかんないけどさ)、
意図がさっぱりわからないTVクルーの寸劇よりも、浜松といえばTVの発祥の地なんだから
(参考)
例えば、「テレビ放送からネット配信へ」みたいなストーリーが展開できたんじゃないかなー。
(現在も日本に誇れる技術力があれば…って話になっちゃうか?)
ちなみに「イ」は「いろは」の「い」だそうで、今回「あいうえお順」で選手が入場してたけど、それと絡めても面白かったかも?
(追記:江戸の火消しもいろは47組っていうじゃない!なんか後からねじこまれた説があるけどさ…)
すごいなーと思ったドローンはインテル社の商品みたいだし、入場行進でゲーム音楽!と盛り上がった反面、世界的に評判のいいゼルダ(任天堂)ないじゃん、閉会式で使うの?どうなの?というヤキモキと、コロナ禍の中、開催にこぎつけるまでに散々他に犠牲を強いておいて、オリンピック以外の活動を守る気あるのか、都合のよいときだけ使うのか?わからないままで、やっぱりモヤモヤが残りました。
一番悪いのはコロナなんだけど、そこにオリンピックが加わって、他にもさまざまな問題点が見えたと思います。
オリンピック開幕前に「いだてん」の総集編が放送されてましたが、歴史は繰り返すというか、そこから何か学べないのか、純粋にスポーツやエンタメを楽しむためにはどうしたらよいのか、
私には大したことはできないけれど、今後も何か感じることがあればこうして書き残すぐらいのことはしてみたいと思いました。