【健一さんデビュー前のお話】
続いて、スクリーンにはEAST WEST ’86(YAMAHAのオーディション)、
(真ん中の「エントリーアーティスト」。下の写真が健一さん??)
〈ここでちょっと補足など〉
EAST WEST ’86(だと思うのですが)は審査員に小室哲哉さんがいらして、
健一さんが小室さんご本人に『TK MUSIC FACTRY』という1995年の番組で
当時のことを直接お話されています。
放送時番組を見ましたが、ありがたいことにこちらにアーカイヴがあります。
(小室さんが「Be With You」の元曲を褒めてくださったというお話)
95年というと、小室さんプロデュースのH Jungle with tのオリコン連続1位を止めたのがL⇔Rのノッキンだったんですよね〜(でもH Jungle with t、7週連続1位だったって。すごすぎ)。
以前この記事を書かれた方がツイートされていたのを見たのですが、
このオーディション、ゲストが聖飢魔Ⅱで
(聖飢魔Ⅱは’84のオーディションに優勝して’85年に地球デビュー)、
それで当時高校生の健一さんが賞をもらって、
って、初めて買ったCD(小教典)が聖飢魔Ⅱ、初めて行ったライブがユニコーンな私にとってすごすぎる大会なんですけど!
ほら、上の記事、左は健一さんのことが、右には聖飢魔Ⅱの黒ミサ(=ライブのようなもの)の様子が書いてある!
一応聖飢魔Ⅱ関連本(30周年記念のリットーミュージックムック)で黒ミサ年代記を確認しちゃいました。
聖飢魔Ⅱは私の大好きな第3教典(3rdアルバム)『地獄より愛を込めて』を
発布(リリース)した直後だあ。
いやーほんとすごいなあ。
ちなみにL⇔RがHEYHEYHEYに出た時にダウンタウンに「地味すぎるからもっと派手な格好せーや。聖飢魔Ⅱみたいな」なんていじられてたこともありましたね(無理矢理まとめたぞ)。
健一さんの話に戻りまして、資料の続き。
ご祝儀袋の写真とか、よくとってましたね。すごい!
どうやら賞金で12弦(だったかどうか?)ギターを買ったらしいですが、
秀樹さんは「あまり覚えていない」とのこと。
会場では「黒沢君、インタビューで〝ハイ〟しか言ってない」
「よくこのインタビュー載せたなー」という皆さんからのツッコミに笑いが起きていました。
【L⇔Rのお話】
スクリーンにL⇔Rのアーティスト写真がいくつか映り、
秀樹さん、石田さん、遠山さんが、前髪の話や
(兄弟の髪の分け目でLR説がありましたね)、
〝ミュージックイン山中湖〟での合宿の話をして盛り上がりました。
遠山さんによると、健一さんと遠山さんだけ個室が用意されていて、
健一さんは曲作り、遠山さんは打ち込み作業をしていたそう。
石田さん「夜遅くまで作業して朝8時くらいになって、遠山さんがアコーディオンめっちゃうまいんだけど、朝ガスの検診のおじさんがきたらL⇔Rの人たちはおじさんを囲んでマイムマイムすんの(笑)。朝8時半とか8時45分とかに、大二さんの〝いくぞ!〟に躊躇なく真顔で(笑)。俺とか車谷くん、寺田さん唖然(笑)。で、おじさんが「あああああ!」って(笑)」
なんてこともあったそうです。
石田さんから「車谷くん」と名前が出たのに「おお」と思いつつ、
10月に発売された2009年グローブ座のDVDで健一さんが合宿所の個室で曲作りしていたと「Keep the circle turning」のMCでお話されていたなあと思い出しました。
(「Keep the circle turning」についてせっかくなので別にまとめたいです)
ここでまたスクリーンに映像が。
【映像・2 黒沢健一 / Grow 】
(『TOUR without electricity』より。遠山さんセレクト)
うわ、Growだ。。。
今年の10月に発売してくださった2009年グローブ座でのライブ映像ですよね。。。
ソロ作の中でも屈指の名作「Grow」が流れ、会場の皆が聴き入ります。
次にスクリーンには遠山さんのスタジオでタバコを咥えた健一さんの写真が映り、
遠山さんから「ここ、禁煙なんですけどね」とツッコミが(笑)。
1998年にリリースされた『Rock'n Roll』のマキシシングルのカップリングの洋楽カバー3曲(めっちゃ好きです。この日の開演前に会場で流れて嬉しかった)を録音していた頃の写真ということですが、どなたかが「でも健一さん、タバコやめてましたよね」とおっしゃっていました。
どうやら近年はタバコをやめたそうです。いつ頃だろ?
ここで、遠山さんからデモ作成やプリプロについてのお話が聞けました。
遠山さん「スタジオに入ると二人ともずっと仕事してるんですよ。
10曲のアルバム作るとなったら15曲録って5曲は捨てる(ボツになる)んですけど、
(それぞれ作業してて)〝じゃあ13時集合ね〟っていうと15時集合になる(笑)。
その間健一くんが何してるかっていうと、カセットで1回録ってる。もしくはその場でギターで歌う。それを聴いて速記でバーっと譜面書いて、コードを付けて、2時間くらいでオケ作って、〝こんな感じ?〟って聞いたら〝違う〟みたいな(苦笑)」
そういった大変な作業を経て素晴らしい楽曲を届けてくださってるんですね!
そして、SEAT AND MUSICは元々遠山さんとのアコースティックライブだったからか(?ちょっと記憶が曖昧です)、
アンケートで「カルカルで印象に残っていることを教えてください」という質問が。
それについて遠山さんが「いつだったか健一くんにMCで〝サラリーマンってやったことないからわかんなくて、会社員って何やってるんですかねえ〟って聞かれたけど、聞く相手間違ってるだろ!木下くんとかに聞けばいいじゃないねー(笑)」
と答えていましたが、この話を聞いて、
いつだったか私が行ったSEAT AND MUSICで
健一さんが「年末ですね、まだお仕事ありますか、仕事納めっていつぐらい?俺よくわかんなくて」
みたいにお客さんに聞いていたことがあったような、と思い出しましたよ!
【スケジュール、手書きの歌詞】
健一さんのスケジュールをまとめたものでしょうか。(確か以前の事務所からお借りしたと言っていたような?)自身の活動と並行して楽曲提供やプロデュース業やパンダになっていたこと(笑)が読み取れます。
出演者から「他の人にもいっぱい曲書いてる」「あ、ハンキーパンキー」など声が上がり、秀樹さんが「まさかやってくれるとは」と言っていました(笑)。
そして手書きの歌詞が・・・
これは貴重だな!と思い写真を撮りつつ歌詞を読んでいくと、
先ほど映像が流れたGrowの歌詞です。
『Forcus』の1曲目であるこの曲は「僕」が「君が旅立って行く」と歌う歌で、
実に様々な解釈のできる歌詞なのですが、
手書きの歌詞を見ると書き直しをしている様子などがわかり、
とても興味深かったです。
もう一つ、手書きの歌詞が映り、
タイトルに「牧場の朝」とあります。
「これは…?」と横山店長(かな?)が秀樹さんに聞くも、
「うーん何でしょうね。。。」と、すぐには思い出せない様子。
私も写真を撮りつつ歌詞を読んでいくと…
あっ、あの曲じゃないかな?とピンときて、
何人かがチラホラ声を上げたので私も一緒になって
「Donuts Dreams!」と言ったら、ステージ近くの席だからか、
秀樹さんに「なあに?」と聞かれ、
もう一度「Donuts Dreams」と言って、その時は「きゃー秀樹さんと喋っちゃったー」て感じだったのですが、
先日『LIST OF REFARENCE』を読み直したら、秀樹さん!自分で解説してるじゃないですか!(笑)
とツッコミを入れたくなりました(笑)。
(『LIST OF REFARENCE』見つかったので別に記事を書きたいです)
3に続く。