昨年11月にL⇔Rはデビュー25周年を迎えました。 L⇔Rは『Knockin’ on your door』というシングルが大ヒットして、それでちょっとバランスが難しくなってしまったのかな?大好きだけど活動を再開して欲しいかと聞かれたら、健一さんが楽しく活動できるなら・・・できないならやらなくていい。ソロ活動で満足しているし。と思っていました。 けど、なぜか2015年のライブを見て、「『BE With You』はL⇔Rで聴きたいな」と思って、感想(終了後に配られるアンケート用紙)にもそう書いてしまって、自分でもなんでそんなこと書いたんだろう、健一さんを困らせていないかな、と気になっていたんですが、どうやら25周年を迎えるにあたって、秀樹さんと「何かやろうか」という話をしていたらしいんですね。 なのに・・・。 昨年12月23日、石田ショーキチさん主催のライブがあり、元々はL⇔Rの25周年をお祝いしようという趣旨で秀樹さんのゲスト参加が決まっていました。 5日、健一さんのことがあり、また、橋口靖正さんというシンガーソングライターの方もこのライブに参加予定だったのですが、橋口さんも8日に急病で逝去され、、、 秀樹さんの参加は難しいと思っていましたが、秀樹さんは参加してくれました。 この日の石田さんのパフォーマンスは鬼気迫るものがあり、何曲目かに演奏されたスクーデリアの『太陽道路』という曲の歌詞に「bye byeさよならmy friend」という箇所があって、そこからもう泣けて泣けて・・・ MOTORWORKSの曲で石田さんがメインボーカルをとっている『コスモゼロ』という、アルバムの中でかなり好きなのに私が行ったライブでは聞いたことがなかった曲もやってくれて初めは聞けて嬉しかったんですけど、この曲2番で健一さんのコーラスが入るので、2番で健一さんの歌声が聞こえてくるようでまた泣いて、、、 MOTORWORKSやL⇔Rの曲を何曲か秀樹さんが歌ってくれたけど、どうしても「健一さんだったらこう歌ってこう動いて」と思ってしまいました。 ただ、秀樹さんが『Knockin’ on your door』も歌ってくれて、「抱きしめた痛みから 僕が解き放たれなくても」というところを「君が解き放たれなくても」と歌ってくれて、それはすごく響きました。 いつの頃からか、漠然と、でも確信めいたように、健一さんのことはずっと追いかけていくつもりでいたので、ちょっと想像とは違う形にはなりましたが、これからも変わらず、一生聴き続けるだけです。 健一さんの曲じゃなくても、自分の好きな音楽を聴こうと思うと、自然と60年代、70年代の曲が多くて、「きっとこのアーティストのことも健一さん知ってるんだろうな」と思ったり、L⇔Rや健一さんの曲を思い出してしまうような曲があったりして、つまり、私が音楽を聴いていく以上、健一さんのことを考えてしまうのは仕方がないことなんです。 ノッキンは複雑な心境になる曲だけど、近年のソロライブで歌ってくれるようになって、最後の「Just Say I Love You」を客席に向かって何度も言ってくれるんですよね。 私もこれからもずっと I Love Youです、というお話でした。