こないだ家でできるハンター✕ハンターの謎解きをやって、他の謎解きはどんなんだろう?と気になったので、タカラッシュさんのおうちでできる謎解きキットを買ってみました。
今回は『不思議の城のアリス〜ロックハート城の執事と隠されたトランプ』をやります。
(シティーハンターのは後日やろうと思います)
謎解きをするにはLINEでタカラッシュさんとお友達になり、「不思議の城のアリス」と言うと専用のアカウントを紹介されるので登録してスタートします。
この謎解きは、以前群馬のロックハート城で開催されていたものをヴァーチャル謎解きにアレンジしたもので、
キットの地図を見ながら探索したい場所の指示をLINEで出すと、周辺の映像が送られてきます。
はじめは勝手が掴めず戸惑いましたが、慣れてくると現地に調査員を派遣している安楽椅子探偵の気分になってきました。
改善の余地は多々あるとは思うけど、ロックハート城、素敵な施設なんだろうなって雰囲気が伝わってきて、これはこれでなかなか楽しかったです。
謎解きの方は、キットのトランプを使って閃きで解いていく問題が多く、そんなに難しくはないし、ボリュームも少なめでしたが、「これをこうするってこと?」と気づけた瞬間気持ちよかったです。
LINEに慣れているなら、初心者も楽しめそうな、いい謎解きだと思いました。
以下、蛇足ですが、もっとこうだったらな〜って所を書いておきます。
・パソコンは使用不可?
LINE=スマホの小さい画面で見るので、ロックハート城という素敵な雰囲気を楽しむのに、スケールダウンしてしまうことが残念でした。
(パソコン用のLINEで試しましたが、アリス専用アカウントは見れませんでした)
指示はLINEで出すにしても、映像はパソコンで見られるとよかったな。(スマホとパソコンのミラーリング、色々試してはいるんですがうまくいかないんですよね。。)
・映像の撮影スピードが早い
謎解きのため、カメラマンが周辺を見回しながら移動していく映像を複数回見るのですが、行ったことない施設を楽しみたかったので、全体的に「もっとゆっくり見せて〜」と思いました。
見慣れてくると「この現地調査員はせっかちさんだな〜」とか妄想補完(笑)をしましたが…。仮に大画面で見られたとしても、物足りなさがあるかもですね。
・LINEが送られてくるタイミング
探索場所の指示を出して合っていると、映像を見る前に「○○を見つけた!」とLINEが来てしまうのは残念でした。
欲を言えば、怪しい箇所だけでいいので、グーグルマップみたいに前後左右自分で操作でして画像が見られるようにして、自分で何か見つけて、見つけたものを送ってから、LINEの返信が来ると、より探索気分が味わえるんじゃないかなと思いました。
まとめると、まあまあ楽しかったけど、やっぱり現地で探索したいなー、バーチャルでやるなら、もう少し探索感が味わえる工夫が欲しいなー、と思いました。
逆に、探索感が味わえるような改善がされたら、今のような「出かけたいけど出かけられない」状況でも楽しめる周遊謎解きとしての魅力はあると思います。
ただし、そうなってくるとお値段がネックですね…。
この記事を書くにあたって調べたところ、このキットは現地(ロックハート城)では1000円で販売されていたようで、なるほどボリュームに見合ったお値段だったんですね。
ヴァーチャル版は1980円で、ヴァーチャルへとアレンジしたことで980円プラスされたようですが、あの映像でこのプラス料金…うーん(笑)
エンタメという雑なくくりで比較すると、SwitchのセールとかDSの中古品って、そこそこのボリュームのインディー作品や名作と呼ばれる旧作が2000円以下で買えてしまうんですよ。
謎解きキットって基本的に1回しか遊べない、キットとオマケのような映像のみで音楽もない。
どうしても割高感が出てしまうかなと思います。(音楽に関しては、私は今回You Tubeでバロック音楽を流しながらプレイしました)
そういった所を補うのが現地でのリアルな体験で、それが楽しいからリアル謎解き(リアル宝探し)にハマった訳で…。
繰り返しになるけど、やっぱりできれば現地に行って探索や謎解きがしたいな、というのが正直な所です。
タカラッシュさんの新しい電車に乗る謎解きが始まるみたいだし、も〜〜ほんと早くコロナウイルスが終息してほしいです!!