hiokaの日記

とりとめない話をしようよ

ムンク展に行きましたが…

年1~2度程ですが美術館に行くのが好きで、東京都美術館ムンク展をやると知ったときに前売りを買ったもののレポートやらテストやらでなかなか行く機会がなく、気づけば今週末で終わってしまうということで行ってきました。

 

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平日昼間(13時台)ですが、かなり並んでおり、入場まで20分待ちの表示。

当日券を買う場合は更に並んでいたので、前もってチケット購入しておいてよかった。

トイレも中にあるから後でいいし、とにかくまずは並んでから上着(昼間暖かかったので薄手)を脱ぎマフラーを外して、折り畳みのリュックにしまいましたが、並んでいる途中で「混雑のためリュックはご遠慮ください」とアナウンスがあったのでエコバッグに入れ替え。そうこうしてると列が動いたのでそこまで待ったかんじはしなかったし、

チケットはメールでバーコード表示URL が送られるタイプにしたので、画面を用意しておけば受付で見せるだけなので楽でしたが、

音声ガイドは申し込もうと思ったけど並んでるからやめて、

入り口横に出品作品リストが机に置いてあるので取るのに少し並んだのにはちょっと微妙な気持ちに。受付で渡したりできないのかなあというのはサッカー場に慣れているから思ってしまうのだろうか。

 

入り口を入ってすぐ、解説パネルに何か書いてあるので何だろう、と群衆の中読もうとしたら、

「列を作っている訳ではないので進んでください」と何度も何度も係員からのアナウンス。

入り口がつかえてしまうから、ってことなんだろうけど、何度も何度も冷たく言わなくてもなあ…と中に進んでざっと全体を見渡したらわりとすいてる絵もあったので、人が多い絵はさっと見てすいてる絵に行って、すいてきたら見逃した絵を見る、って感じで見てたけど、とにかく係員が「進んでください進んでください」とうるさい。

美術館は知り合い同士で来ている人の話が面白い時は楽しく観賞できるけど、妙に聞こえてくる声の人があまりいいことを言ってないとノイズとなって観賞の邪魔になるので最近は音声ガイダンスを使うようになったけど、今日は並ぶのが嫌で借りてないからスマホで音楽を聴いてはいました。

でも、お客さんと違って係員の人の話は一応聞かなきゃ、って思ってしまうじゃない?(そうでもないのかな?)

それをずーーーっと注意文句すなわちマイナスのことしか言わないもんだから、うんざりしました。まさかまさか客より係員がうるさいとは思わなかったな。。

せめて「中に進めればすいてるエリアもあります」、とか「混雑していますがなるべくみなさんお楽しみいただけますように」、とか少しでも柔らかく、プラスに受けとれるような言い方ができないのかなと思ってしまいましたが、

極めつけは今回の目玉の「叫び」で、事前に「最前列は立ち止まらずお進みください」と注意書きがあったから、とにかく止まらないように気をつけよう、でも絵もちゃんと見たいから、いちに(右・左)、いちに(右・左)、と足を先に進めるイメトレをしつつ最前列の待機列に並びました。ここでも係員が「止まらず進んでください」と言っていたので止まらないように止まらないように、と絵を見ながら進んでたんですが、「前の方との間隔をあけないようにお進みください!」と新たな注意が。え、あ、たしかに前の人との間隔あいちゃったけど、でも断じて止まってないし、ていうか前の人進むの早くない?ていうか、前を気にして進むって、絵、見れなくない??(絵を見つつ前も気にして止まらず進むって、無理というか危ないと思う)

という訳で、せっかくの「叫び」、ほとんど覚えてません。

前の人との間隔ねえ…そんなに大事ならそれも事前に、できればテンポも指定して書いてほしかった(笑)。

いっそ人気作品の前に動く歩道をつけるとか、推奨テンポの曲を流して曲に合わせてお進みくださいとかしてくれないかな。何度も何度も注意を聞かされるよりはいいと思うんだけど。

せっかく美術館という非日常空間に、非日常的世界を楽しみに行ったのに、注意文句ばかり聞かされて、全然別世界に行けませんでした。

あとで思ったけど、それこそ「叫び」の中の人のように耳をふさいじゃえばよかったのかも!?

 

最後の方でちょっと気分持ち直して、晩年の「星月夜」と「庭のリンゴの樹」はいいなと思ったけど、他はあんまり覚えてない。

ムンクの絵、数年前にチューリッヒ展(たぶん2014年の国立新美術館)で見て良かったから楽しみにしてたんだけどな、、

 

というわけでせっかくのムンクの絵、感想はほとんどなし。

同じようなモチーフで何枚も描いてるのねとは思ったけど、思い出そうとするとノイズに邪魔されるから、なんかもうあんま思い出したくないや。

チューリッヒ展はよかったな、という思い出を大事にしよう。

 

収穫としては、見てる間ノルウェーぽい音楽が聴きたいとspotify で適当に探して聴いたのがなかなか良かったこと。

こんな感じです。

 

 

それと、美術館の帰りに買い物に行ったお店で流れてた曲が気になって後で調べたら、こちらもムンクと同じくノルウェーのミュージシャンでした。ちょっとびっくり。

帰り道でアルバム聴きましたがビートルズ風味と遊び心がありとてもよかったです。

 

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