hiokaの日記

とりとめない話をしようよ

昨年2月に書いた文

月命日の5日。

1月23日に買った切り花がまだ咲いていてくれているので

何か載せたくなって、

2017年2月10日、

ほぼ1年前ですね、

Facebookで友人のみ公開にしていた文が、今読んでもあまり変わらない気持ちなので、載せます(友人のみ公開なのでやや説明調の文になります)。

私の場合まとまった文章を書こうと思った+書けたのにはふた月ちょっとかかったということで、どのくらい時間が経てば語れるようになるのかは本当に人それぞれだと思いますし、語れるからといって大丈夫かどうかはまた別の話だと思いました。

 

<以下、2017年2月10日に書いた文です>

 

 

L⇔Rが好きです。
黒沢健一さんが好きです。
92年発売のL⇔Rの1stシングル『LAZY GIRL』をアルペンのCMで聴いて気になり、ちゃんと聴いて「いいな、好きだな」となったのは94年発売の『REMEBER』。
以来約20年以上ずっと好きで、特にメインボーカルの黒沢健一さんのことは、L⇔R活動休止〜ソロ活動始めあたりは大学/就活/サッカーにハマる(笑)/社会人生活が忙しい…等でCDを買うのみでしたが、2003年L⇔Rのベースの木下裕晴さんと組んだバンド“curve509”、
音楽評論家萩原健太さんとの弾き語りユニット“健’z”、
岡井大二さん(L⇔Rのプロデューサ/四人囃子のドラマー)・ホッピー神山さん(私はレピッシュ『ポルノポルノ』のプロデューサーとして知っていた)との実験的ユニット“Scince Ministry”、
2004年石田ショーキチさん(SPIRAL LIFE/SCUDELIA ELECTRO)、田村明浩さん(スピッツ)、ホリノブヨシさん(ラフカス)との“MOTORWORKS”、
どれも好きでライブやイベントに行きました。
2008年には実の弟でL⇔Rのメンバーでもある黒沢秀樹さんとauデコメールのパンダの兄弟キャラクター“ハンキー・パンキー”としてパンダになって(笑)、そのインストアイベントにも行きました。
もちろん行けなかったイベント、ライブもいっぱいありますけど、それでもここ最近は毎年年末にはライブをやってくれていて、ほぼ毎年1回はライブやイベントに参加できていたので、そのペースで満足していました。
2013年グローブ座でのソロコンサートは普通に買ったチケットがまさかの最前列で、ちょっと目が合ったかな!?と思う時もあり、最高に幸せでした。
2014年にはMOTORWORKSが久々の活動再開、ドラムがホリさんからウルフルズサンコンJr.さんに代わって行われた新宿LOFTビルボード東京のライブも行きました。
2015年は1月にベスト盤発売のインストアイベントがあってサイン&握手してもらって、10月にビルボード東京でKACTUSというバンドとやったアメリカンミュージックのカバーライブはステージが近い会場なのでステージ降りてきたときにハイタッチしてもらって、嬉しかったな。
2015年は恒例の年末ライブがなく、2016年は3月にHPのメッセージを更新したっきり。
5月の頭に石田さんの呼びかけで熊本地震のチャリティーライブが行われMOTORWORKSをやることになっても健一さんは不参加でボーカルは弟の秀樹さんが務めて、石田さん曰く「健一は渡英中」って。
4月中旬に健一さんの大好きなブライアン・ウィルソンが来日していたのに?とちょっと不思議で、8月の健一さんの誕生日、私としては珍しくお誕生日おめでとうメールを送ったりして、でもメッセージが更新されなくて、毎年お誕生日の後にメッセージ更新されていたのにどうしたんだろう??と少し不安に思っていたら10月、病気の公表。
そして12月。
しばらくは信じられず、今年の1月、献花の会にも行きましたが、まだどこかで、どこかにいるんじゃないかという気がしてならないです。
きっと一生悲しいんだろうなー。
でもそれは仕方ない。
健一さんの曲が好きで、歌声が好きで、紹介してくれた音楽にめちゃめちゃ影響受けて。
ミーハーなこと言うと、天然なところとか笑顔とか可愛いところも好きで。
ね、仕方ない。

昨年11月にL⇔Rはデビュー25周年を迎えました。
L⇔Rは『Knockin’ on your door』というシングルが大ヒットして、それでちょっとバランスが難しくなってしまったのかな?大好きだけど活動を再開して欲しいかと聞かれたら、健一さんが楽しく活動できるなら・・・できないならやらなくていい。ソロ活動で満足しているし。と思っていました。
けど、なぜか2015年のライブを見て、「『BE With You』はL⇔Rで聴きたいな」と思って、感想(終了後に配られるアンケート用紙)にもそう書いてしまって、自分でもなんでそんなこと書いたんだろう、健一さんを困らせていないかな、と気になっていたんですが、どうやら25周年を迎えるにあたって、秀樹さんと「何かやろうか」という話をしていたらしいんですね。
なのに・・・。
昨年12月23日、石田ショーキチさん主催のライブがあり、元々はL⇔Rの25周年をお祝いしようという趣旨で秀樹さんのゲスト参加が決まっていました。
5日、健一さんのことがあり、また、橋口靖正さんというシンガーソングライターの方もこのライブに参加予定だったのですが、橋口さんも8日に急病で逝去され、、、
秀樹さんの参加は難しいと思っていましたが、秀樹さんは参加してくれました。
この日の石田さんのパフォーマンスは鬼気迫るものがあり、何曲目かに演奏されたスクーデリアの『太陽道路』という曲の歌詞に「bye byeさよならmy friend」という箇所があって、そこからもう泣けて泣けて・・・
MOTORWORKSの曲で石田さんがメインボーカルをとっている『コスモゼロ』という、アルバムの中でかなり好きなのに私が行ったライブでは聞いたことがなかった曲もやってくれて初めは聞けて嬉しかったんですけど、この曲2番で健一さんのコーラスが入るので、2番で健一さんの歌声が聞こえてくるようでまた泣いて、、、
MOTORWORKSL⇔Rの曲を何曲か秀樹さんが歌ってくれたけど、どうしても「健一さんだったらこう歌ってこう動いて」と思ってしまいました。
ただ、秀樹さんが『Knockin’ on your door』も歌ってくれて、「抱きしめた痛みから 僕が解き放たれなくても」というところを「君が解き放たれなくても」と歌ってくれて、それはすごく響きました。
いつの頃からか、漠然と、でも確信めいたように、健一さんのことはずっと追いかけていくつもりでいたので、ちょっと想像とは違う形にはなりましたが、これからも変わらず、一生聴き続けるだけです。
健一さんの曲じゃなくても、自分の好きな音楽を聴こうと思うと、自然と60年代、70年代の曲が多くて、「きっとこのアーティストのことも健一さん知ってるんだろうな」と思ったり、L⇔Rや健一さんの曲を思い出してしまうような曲があったりして、つまり、私が音楽を聴いていく以上、健一さんのことを考えてしまうのは仕方がないことなんです。
ノッキンは複雑な心境になる曲だけど、近年のソロライブで歌ってくれるようになって、最後の「Just Say I Love You」を客席に向かって何度も言ってくれるんですよね。
私もこれからもずっと I Love Youです、というお話でした。

 

<以上です>