●M16「19 Aug. 1987」
<カルカルメモ>
ジョージさん:岡井さんが持っていたデモテープに残っていた音源で、
岡井さんが「俺が向き合う」と。
そして締め切りを過ぎてからやっと届いた(笑)
(昔のテープの扱いの大変さなど)
石田さん:(テープが)絡んだんじゃないですか
ジョージさん:テープって貼ることができるんで、
(大変だったけど)ダメになったトラックはないです。
<ほやほや感想>
写真では見づらいかもしれませんが、
真ん中のテープに手書きで「プリプロ 目覚めれば13時」って書いてあったり、
おそらくお手製のラベルが「黒沢健一巨匠(犬のマーク)黄金DEMO MULTI」
だったり、色々興味深い資料ですね(笑)。
しかし、このメロディが87年って。すごいな。
以下、アルバム全体の感想になりますが、1曲1曲本当にいい曲で、
聴けて本当によかったです。
更にアルバム通して聴いて感じたのは、曲順がすごくいいということ。
特に終盤は「Good Night」以外は初期に作曲されたものだからか、
なんだか、なんというか、「還っていく」感じがしました。
健一さんの旅を見届けた、聴き届けた感じがするよ。
「次はここに行きたいんだ」って景色も時々見えて。
健一さんの作品を聴き、活動を見てきた、一緒に過ごした時間、贅沢だったな。
楽しい時を記録した写真のアルバムを何度も見返すように、
この作品を、他の作品も、これからも聴いていきたいと思いました。
だから、ずっと、忘れたりなんかしないから、
曲を聴いたりDVDを見たりしていつでも思い出したいです。
ブックレットには最後に「この場所から」という、
曲が見つからなかった歌詞のみが掲載されています。
2011年頃の作品だと言う事ですが、
健一さんもかつて大切な人との別れがあったのかな…
と思うような歌詞で、
すごくわかる部分と今はまだ読むと少し辛い部分とがあるので、
また時々読み返したいです。
以上、最後まで読んでくださりありがとうございました。
(カルカル前半などについてもまとめたいよーな…
いやしかしいつになることやら。)