hiokaの日記

とりとめない話をしようよ

黒沢健一 SEAT AND MUSIC 2018 感想・備忘録(前編)

2018/12/23に東京カルチャーカルチャーにて開催された

黒沢健一 SEAT AND MUSIC 2018~NORTHTOWN CHRISTMAS~』

に行ってまいりました。

 

いや、ほんと、チケットとれなかったときは「今年は参加できないのかあ、、、」とかーなーり凹みましたが、追加席を販売してくださり、急遽行けることになりよかったです!!!

カルカルさん、イベントの開催&追加席販売ありがとうございます。

 

追加席というのは、カルカルHPの「カルカルとは」>「フロアマップ」の「受付物販」のところに椅子を用意してくださり、上部に設置しているモニターで会場の様子を観覧する席です。

カルカルとは | 東京カルチャーカルチャー|あらゆるものをイベントにできる飲食スタイルのイベントハウス|イッツコム

 も~、参加できただけで満足なので不満とかではないのですが、カメラの視点は一つしかないので、一般席と違って、例えば「モニターで映像が流れているときの出演者の様子」など細かい部分はわかりませんでしたので、そこんとこよろしくです。


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開演前

17:15待機場所への入場開始。1~30は階段手前のスペースで、それ以降は階段で待つ。

壁に番号を書いた紙が貼ってありわかりやすい。追加席は20、一般は270~80くらいだったかな。(控えてないのでうろ覚え&抽選券から推測)

ほぼ17:30ジャストに入場開始。カルカルさんは入場案内がスムーズです!

 

開演前の店内では先日販売された『LIVE TOUR 2013“Banding Together”』の音源がかかっていました。ステージ上にはその時の健一さんの衣装とギターが飾られており、私は早めに写真を撮りに行ったのですが、入場からしばらく…だから18時過ぎくらいかな?

横山店長が追加席に向かって「皆さん写真撮りました?今ならすいてるから」とわざわざ声をかけてくれました!やさしい!

 

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前説

18:26 やはり昨年同様少し早く始まりました。

横山店長と江口社長で前説開始。

(以下、当日のメモと記憶と、皆さんのツイッター情報を参考にさせていただき書きました。

だいたいこんなかんじだった、ということで、言い回しなど細部は正確ではないと思います!!!)

まずは江口社長からリリース話。

『Hear Me Now』のアナログ盤はプレス分完売して、

『LIVE TOUR 2013“Banding Together”』DVDは、はじめあまり注文がなく、こんなものかな、、と思っていたら、締め切り(11月いっぱい)の1週間前になって、はじめの倍ほどの注文がきたんだそうです!

当時は健一さんと「全曲入れるのはどうかなー」という話をしていて、たしかに見るとこまかいところちょっと気になるけど、こだわった人もいないから出しちゃえー、とのこと(会場笑)。

「当時ね、アンコールが終わってもダブルアンコールとかトリプルアンコールとかで出てきてね、、もう皆さん見たかな?ネタバレじゃないよね、、この時も最後挨拶に出てきて」というような話もされてました。

 

横山店長からの挨拶は、

「今回は三回忌ということでやろうと決めていたけど、今後のことはまだわからないです。タイミングもあるし、、、無理しないタイミングでやろうと思います」

と、ここで18:30になり、改めて店長から、

「今回は三回忌なのでやろうと決めていました。今回は録音録画禁止で、

 テキストはOKなので、スピードを上げてツイートを」お願いしますとの挨拶が。

(「スピードを上げてく」とかけたのかな?笑)

そして、帰りに全員にステッカーのプレゼント、きーちゃんと徳山君のサイン入りだという告知がありました!太っ腹!

 

開演 

『This Song』のアコギデモ、PV

まず『This Song』のアコギデモが流れました。

ギターと歌のみ、歌詞は英語の仮歌で、、

生々しくて、なんか、胸がつまりました。。

続いて、「実はThis SongにはPVがあって、全編見たことあるって人はあまりいないんじゃないかな」

と『This Song』のPVが。

『This Song』はドラマの挿入歌で、当時の関係者の方からのコメントが紹介されてました。

GWに東京湾で撮影したもので、

水上貨物運搬船でピアノを運んだんだそうです。

天気がいい日だったけど、最後は寒くて大変だったとのこと。

ピアノを弾く健一さんとヴァイオリンを弾く少女がクロスオーバーする映像で、

ヴァイオリンをちゃんと弾いているように見えるようにと弦を抑える指にもこだわって撮影されたそうです。

いきなりのレア音源・映像にすごいもの公開してくれてる、、、と思っていたら、

「すでに押してます」と

18:45にゲストの3名登場。

カルカルさんの乾杯の写真の通り、立ち位置はステージ向かって左端に店長、ゲスト3名は

笹川さん、木下さん、徳山君という並び。

ツイッターで書いている方がいましたが、きーちゃん登場時は『I Love To JAM』がかかりました♪)

まずはきーちゃんからの挨拶がありましたが、

こういうところに書いていいものか、でも聞いたことをなるべくちゃんと残しておきたい、でも矛盾してるかも、、ごめんなさい。

私を通して、なので正確ではないと思いますが、、

 

「みなさん木下はいつコメント出すんだと思ってたと思いますが、

あるタイミングじゃないとコメントは出さないと決めてました。

それは今日です。

僕は、、俺は、皆さんにちゃんと伝えたい。

皆さんに伝えようとすると誰かが間に入ってしまうけど、

今日間に入っているのは横山さんだけで、横山さんとは実は面識はなくて先週初めて会ったけど、健一に直接話を聞いていたから。

健一は横山さんのところでアコースティックイベントをやっていて、

当然他からも声はかかっていたが断ってたんです。そのくらい信頼している方なので。健一が亡くなったときコメントを出しましたが、江口さんも健一が絶大なる信頼している方なのでコメントを出した」

このようなことを言っていました。

「僕が」を「俺が」に言い換えた時、自分の言葉で伝えようとしてくれてるんだな、と感じてぐっときました。

笹川さんと徳山君のこともきーちゃんが紹介してくれて、

笹川さんのことは「健ちゃんが心開いてた」「インタビューを読んだら俺が知らないことだらけってことが結構ある」みたいなことを言っていました。

笹川さんは「とにかく一番大好きなミュージシャンが黒沢健一です」とおっしゃって、

横山店長に「それ言っちゃって大丈夫ですか」と他の笹川さんの好きなミュージシャンの名前を出して聞いてました(笑)。

徳山君のことは「アルバムを2枚プロデュースして、実は亡くなるまでずっとそばにいたのは徳山君で。兄弟というか、ここもまた深いつながりがあって」と紹介していたでしょうか。

徳山くんは場を和ませてくれるかんじの挨拶を(「今日は楽しく」的な)してくれました。

(ごめんなさい、きーちゃんに集中していたもので、、)

3名の挨拶が済んで、乾杯。

 

富士急コニファーフォレストの映像(1995年7月29日)

18:55 クイズ的な感じで映像の前振り。

「『Hello ,it's me』の前にトラブルが起きてしまって、どう切り抜けたと思います?」

という店長の振りに対して木下さんが、

「『Hello,it's me』は出だしシーケンサーを走らせるけど音が出なくて、どう切り抜けたかというと、健一が一芸を披露する」

と言って、映像が流れました。

 

“トラブルが起きたみたいだ

 もうすぐ きっと直ると思うけど

 それまで少しの間 待っててくれ BABY”

とアドリブで歌い、「直ったみたいだ」とニコッとしてHello,it's meの演奏が始まり、歌い出す健一くん、、、

これ、当時会場で見ててすごいなーーーと思って、以来ずっっっともう一度聴きたいと思ってました!!!

映像あるならリリースしてほしい!!!

 

映像終わって、

「よく切り抜けましたね」という店長に対し、

きーちゃんは「(健一は)歌に自信があるから、俺の歌で切り抜ける、って」。

感想を聞かれた徳山くんは「にーちゃんかっけえ」。

笹川さんは、「初の野外ワンマンで、ノッキンの発売後(注:ノッキンは95年5月3日発売)で、ノッキンで知ったお客さんとかも来てくれてっていう状況で」と資料を見ながら説明してくださり、

「最後の方で観客とコール&レスポンスをするけど、それが洋楽のカバー曲で(注:『Kansas City~Hey hey hey』とかのこと?)、他の雑誌の人には“普通(コール&レスポンスは)ヒット曲でやるものだ”って言われたり(笑)」と当時のことをお話されてましたが、

きーちゃんは当時のことは「秀樹も言ってたと思うけど、忙しくて覚えてない。忙しすぎて余裕がなくて、曲がない状態でスタジオに入ったり。当時はCDが100万枚売れる時代で、レコード会社にも予算があったから」だそう。

 

モニターに1997年のCASTの表紙が映り、(21年前!)

笹川さん「見ざる、言わざる、聞かざる、インタビュアーの敵みたいな表紙ですが(笑)、

当時そうそうたるミュージシャンが活躍していて、(掲載されてる方々を読み上げつつ)、L⇔Rで表紙をやりたい!って訴えたら、健一が出てこなかった。表紙に推薦した俺の立場は、、、(苦笑)」

この頃(Doubtの頃)はそこまで忙しくはなかった?という問いに

きーちゃん「Doubtも、ドタバタでしたねー」

よく覚えてるのは『Land of Riches』の頃だそうで、

「貴子がいなくなるけど、、貴子、秀樹と(きーちゃん、健一くん)の若者チームと、岡井さん、遠山さん、西さんの大人チーム。このバランスが一番よかったのでは、と今になっては思う」。

その『Land of Riches』の頃、94年の初の全国ツアーで新潟に行って、健ちゃんときーちゃんで笹川さんのインタビューを受けたそうで、それはレコーディングアーティストからライブアーティストへとシフトしていった頃でもあるそう。

(すごく要約になりますがきーちゃんの説明)

「当時は、今でこそ一緒にやらせてもらってますけど、ユニコーンとか、年間100本やってるわけです。そこになんか一石投じるのは、L⇔Rはライブできないんじゃないか、下手なんじゃないかと思わせておいて、健一のボーカルを武器に、勝負する。健一頼みで、健一がこけたらだめだけど、ここぞというライブで全部勝つんです。健一の歌がすごかった。俺たちの演奏なんて大したことないけど、健一が凄くてうまくごまかせた。」

(いや、きーちゃん、謙遜しすぎ、、でも、それほどまでに健一さんのボーカルを信頼してたんだろうな)

そして、そんなに凄いけど楽屋では、というと、

徳山くんが本番前について質問すると、「俺なんか毎回ゲロゲロ吐いちゃうよ」と健一さんは言っていたのだそう。

きーちゃん「楽屋ではほんとしんどい。楽器演奏は風邪引いてても何時間でもできるけど、ボーカリストは喉とかだから、それができない」

と大変なプレッシャーの中、結果を出してきたんだなあ、とうかがえました。

(そして聞きながら、つんくさんに喉ケアの道具借りた話を思い出したり…)

 

続いて、curve509の話へ。

2008年の、

「6年間も一緒にやってなかったという気はしない」という見出しのCAST28号の記事?がモニターにうつり、

きーちゃん「やってなかったていうか、連絡とってたし、会ってたし(笑)。健一もソロを一通りやって、なんか違うことをやろうってタイミングが一致した」

curve509の経緯を語り、curve509の映像が!

curve509渋谷タワーレコードでのインストアイベントの映像

2003年9月4日のようですね。

http://www.rpm.co.jp/curve509livehistory.html

曲は『TELL ME WHY YOU'RE LEAVIN'』

熱気が今も伝わるかのような熱い演奏!すごい!かっこいい!

見終わって笹川さんも「すごいかっこいい。The Whoだね!」

するときーちゃんが「The Whoっていうか、My Generationのパクリ(笑)」

とぶっちゃけ(笑)。

 

ここでデビュー前、L⇔R以前の話になり、

きーちゃん「バイト先に音楽好きな女の子がいて、“木下さん、バンドやってるなら私の好きなバンド見ませんか?”と誘われて行ったのがラギーズだった」のだそう!

バイト先の女の子!!!GJ!!!

(えっと、きーちゃんのバイト先て飲み屋さんでしたっけ?チョリソーばっか食べてたって以前雑誌で読んだような。)

「デビュー前の曲でL⇔Rでやったのは?」という質問に曲名をいくつか挙げ、

きーちゃん「歌が圧倒的に良くて、秀樹のコーラスが合ってて、、

とにかく健ちゃんの歌が別次元だった」と当時の印象を。

Baby Backなんかも当時からやっていたけど、アレンジは全然違うんだそう。

 

『HEAR ME NOW』制作のきっかけ。

19:21 『HEAR ME NOW』アナログ盤シリアルNo.00001のジャケットがモニターに映り、

きーちゃん「健ちゃんが亡くなった日に貴子と健ちゃんの家に行って、健ちゃんはリビングで寝てて、、その日はそれで帰って、

後日、健ちゃんの作業部屋が2階で、高いオーディオシステムとかあって、」

すると自宅に行ったことのある徳山くんが「4階にいても聞こえてきましたね」

と言うから、たしかラジオで自宅は戸建てだと話してたような、、そのつもりで聞いていたのに、4階??マンション??と混乱したら

「皆さんすごい豪邸想像したでしょ、、嘘です」ですって(笑)。

きーちゃん「2階の作業部屋ですでにスタッフさんが、何か健一の声が取り出せるような音源はないか探してたけど見つからなくて。“なんか健ちゃんが残したものはないんだろうか、なんかしらあるんじゃないかな”と探してたらマルチトラックレコーダー(MTR。ZOOM MRS-1266)があって、操作が複雑だけど、俺は使い方を完璧にわかってて。なぜなら元俺のだから(笑)。昔健ちゃんにイギリス製のすごくいいトランジスタアンプを“きーちゃんこれあげるよ”ってもらって、こんないい物さすがに申し訳ないな、と思って、そんなにいいやつじゃないけど(MTRを)あげたら“わー いいねいいね うれしいよ、もらう”って言ってくれて。

ジョグダイヤル(注:右の黒い丸いやつ)を回して一発目に出たのが『Rainy in my heart』。」

MRS-1266 MultiTrak Recording Studio | Zoom

と、かなり運命的なものを感じた発見だったそう。

『Rainy in my heart』は徳山くんに歌わそうとしたことがあったけど、まだ若いかなって見送りになったという経緯があったそうで、

徳山くん「“すっごいいい曲があるんだけど1回だけ歌ってみない?”って。

16歳とかの頃。それで“ちょっとまだ早いかー。俺がんばって他のいい曲書くわ”って」

その時は陽の目を見なかったのですが、きーちゃんがたまたま一発目で回して発見して、

きーちゃんは「健ちゃんにとってそういう役割なのかなって。前回はスケジュールの都合で参加できなかったんですけど、今日この2人(注:笹川さんと徳山くん)の関係を証明しないと、っていうのはやっぱり俺だなと」と言っていて、

個人的に、この時の立ち位置的に、L⇔Rの「⇔」みたいだな、と思いました。。

 

堀さんからの手紙(1枚目)

 ここで、curve509MOTORWORKSのメンバーでもあり、他にもたくさん健一さんと関わりのあったドラマー:堀宣良さんからのお手紙を紹介。

モニターには、帽子を被り、ブライアン・ウィルソンの2005年SmileツアーのTシャツを着て、『HEAR ME NOW』のアナログ盤とドラムスティックを持ち、笑顔の堀さんの写真が写り、あまりのいい笑顔っぷりに(?)会場内にから笑いが。

 

横山店長が読んだ堀さんからの手紙、私が覚えている部分のみですが、

トークは苦手なので手紙を書きます。』

から始まり、健一さんとのなれそめについて

『旧友の石田ショーキチから紹介されて、仲良くなり、L⇔Rポニーキャニオンに移籍してからは忙しくなってしまったけど、ソロになってまたポップジャムなどに出演して』、きーちゃんについても、

『きーちゃんとも一緒に仕事をしています。(具体的なお仕事をいくつか挙げて)どれも一発OKで、仕事としてはよかったんだけど、すぐ終わってしまったから、もっと一緒に演奏したかったな。それで』

うんうん、と聞いていたら、「それで」の続きの2枚目がない!と店長大慌て!

手紙の続きは一旦保留になり、

『Grow』の話に。

 

Growは誰に向けたもの?

きーちゃんは健一さんが亡くなった時「growが滲みるよ」というコメントを出していましたが、

きーちゃん「亡くなった健一に対する僕らの歌のように聞こえるんだけど、誰かに向けた歌詞なのか、これなんなんだろうなーと笹川さんと話をしていて」

笹川さん「”木下にもスゲーメロディーだと言われた”(と健一さんが話していた?)。(健一さんのインタビュー記事を見ながら)フォーカスが完成したのが、2008年の12月23日、、10年前の今日なんですよね。

別れっていうのはどうしても悲しい方向に受け取られがちだけど、新しい世界への第一歩かもしれないわけで」というようなことを当時のインタビューで健一さんは語っていたそうです。

そして、L⇔Rの古くからいるスタッフさんから、「Growはホリちゃんの歌なのでは?」との指摘があり、「なるほどな」となったのだそう。

「堀くんはご両親が高齢で家業を継がなくてはと実家に戻ったんだけど、それがショックだったんじゃないかなあ」。

ここで徳山くんに堀さんと健一さんのこと、知ってるよね?と質問があり、

徳山くん「お互い、すごいやさしいですよね。

“みんなほんとありがとねー”って。(←堀さんの真似?)

黒沢さんに電話したら、堀さんと呑んでて、そこで『こいつ帰っちゃうんだよー』って聞いたかも。」

(どなたの発言がわかりませんが)健一さんは堀さんに“またレコーディングしたりライブしたりしてくれる?”とかなり動揺して問いかけ、堀さんは“音楽やめるわけじゃないから、またやろう”的に答えたそう。

きーちゃん「『Grow』のデモを堀くんに送ってるんですよ、俺はもらってないのに」

と、ここで、その『Grow』のデモ音源が流れました!

ドラムやシンセなど、打ち込みっぽい音がたくさん入っていて、

『Focus』で聴けるのとはちょっと違う雰囲気。

聞き終わって出演者の皆さん

「堀くんは重要だよねえ」「重要です」「ホリナイト!」

 

ここで休憩をはさんで後半へ~

 

ちなみに休憩といっても横山店長は

「手紙の2枚目は!?」と探しまわってて大変そうでした。

(受付近くで「あったあった」と言っていて一安心。)

そして、追加席について書いておきたいことがあるのですが、開演してしばらくしたら、カルカルスタッフさんが追加席全員にペットボトルのお茶と本日の特別メニュー表を配ってくださり、みんなが「え、頼んでないけど、もらっていいの??」と戸惑っていたら店長が「それと、ドリンクならオーダーできます」と言ってくださったんです!

見られるだけで満足!とはいえ、長時間飲み物なしはちょっとしんどい…と思っていたし、せっかくの特別メニュー、オーダーしたかったなと思っていたので本当にありがたかったです!

というわけで、休憩中にドリンクをオーダーし、後半へ続く。。。

 

<オマケ>

拾い画ですが、、堀さんのTシャツの柄は右の丸いロゴだったと思います。

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SpotifyのMY トップソング2018 part1

明日のカルカル、追加席が購入できたので参加します!ワーイワーイ

 

そんなわけで気分も軽く、2018年のまとめっぽいこと書いてみようかなと。

 

1月にspotifyの有料会員になって、ほぼほぼ1年、色々聴いていたら、

spotifyが「今年のあなたのお気に入り総まとめ」である「MY トップソング2018」というプレイリスト(全100曲!)を作ってくれたので、今年よく聴いたアーティスト、アルバム、曲を振り返ってみようと思います。

 

100曲プレイリストはこちら。

うん、好きな曲(アーティスト)ばっかりですね。

 

以下、各曲について簡単な説明など。 

 


1.順位はランダムだと思うんだけど、プレイリストが「Opening Station」から始まるというのはいいね!ポールのアルバム「エジプト・ステーション」はじめはちょっと地味かなと思ったけど、聴いていくほどに好きになり、よく聴いてます。2018年にニューアルバム出して来日してくれて、ほんとありがたい。11月1日の東京ドームに行きましたが、新曲が生で聴けるって最高だし、ホーンセクションで「Got to get to into my life」とかやってくれてとてもかっこよかったです。

 

2.The Clienteleは他のアーティストを聴いていたらSpotifyがおすすめしてくれて、気になってちょこちょこ聴いていました。この曲は、成瀬さんのラジオ番組「Pop A to Z」で「Qがあまりない」と言っていたので、フォローしてるアーティストでQのつく曲を探してたらあって、アルバムジャケットがかわいいのと聴いてみたらいい曲で気に入ってよく聴いていました。


3.髙橋徹也さんはポプシクリップ。さんのイベントで知って、「夜明けのフリーウェイ」という曲がすごく気に入ったのですがSpotifyにはないんですよね(soundcloudにあります)、でもこの曲もかっこいいです。クールなようで熱いところに興味を持ち、アナログ発売のインストアライブに行きました。生歌も雰囲気あってよかったです。

 

4.デイヴ・マシューズ・バンドは大橋隆志さん・高木大介さんのラジオ「mind-o-nation」でこのアルバムが紹介されてたのでSpotifyで聴いたら気に入って、上半期1番聴いてたと思います。アルバムの中でも特にこの曲が好きです。

 

5.Gongは「影響を受けたアーティスト」にも書きましたがめちゃめちゃ好きです。10月にライブ行きましたがとてもよかったです。デイヴィット・アレンの世界観を引き継ぎつつ、現代にアップデートしてるかんじですかね、この曲は2016年に発表された今のところ最新アルバムのタイトルチューン。ライブではまた新しいアルバム作って来日したいって言ってくれてました。楽しみです。

 

6.The Rascals「Rainy Day」は、「A to Z」で「R」を探してて、たしかリクエストかけてくれたんだと思います!

 

7.エヴァリーブラザーズも「R」です。これもリクエストに書いたはず。こちらはかからず。

 

8.QOTSAの「Goodbye Yellow Brick Road」はエルトン・ジョンのカバー。トリビュートアルバムに入ってます。「A to Z」の「Q」のリクエストにQOTSAどうかなあ、ちょっと毛色違うかなあ、エルトン・ジョンのカバーならどうかな?と思って結構聴いたのかも。
たしか黒沢秀樹さんのラジオで「レディー・ガガエルトン・ジョンを歌ってる」という話をしてましたが、同じアルバムに入ってます。

 

 

9.Mystic BravesSpotifyが「Release Rader」(私が好きそうな新譜を教えてくれるプレイリスト)でおすすめしてくれて、2018年の作品なのに60年代風で(なんとなくホリーズのバスストップっぽい?)かなり気に入って、「R」にどうかな?と思ったけどマイナー過ぎる(というか私もよく知らないし)と思ってリクエストは見送ったかな。

 

10.Four Tops「Rech Out,I'll Be There」も、「R」ですね。MOTORWORKSがカバーしている原曲。

 

11.chris cohenさんもGongと同じく新作とまたの来日を待ってますー。情報がないのだけど。この間チェックしたら知らない曲がUPされてたけど新曲かな?

 

12.ポールの「エジプト・ステーション」から再び。この曲はプログレっぽいというか、組曲ですね。

 

13.「Tell Laura I Love Her」日本語に訳すと…「ローラに好きだと言ってくれ」。
この曲こそラジオ(A Go!Go!)にリクエストすべきだったのに、し忘れてしまいました。。。

 

14.The Jayhawksは「m-o-n」で知って、「Q」なのと、最近はレイ・ディヴィスと共作していたり新譜が出たみたいで聴き返してました。いい曲です。

 

15.Django Djangoは秋ぐらい?にツイッターで見かけて知ったような。面白くて癖になる曲。この曲は2012年の作品で、今年新しいアルバムが出てました。レトロ・フューチャー・ポップな音だけど思ったより真面目なかんじ。

 

16.Buffalo Springfield「Q」ですね。名前は知っててもあまり聴いたことなくて、いくつかアルバム聴いてすごいいじゃん、と思いました。

 

17.East17「House of Love」は、浦和レッズのホームゲームで試合前にかかってる曲です。最後の「ドカーン」を聴くと「選手紹介が始まる」って思います(笑)。

Jリーグ」ってプレイリストを作るのと、旦那に「spotifyってこんな曲も聴けるんだよ~」ってやるために自分でも聴いてたのかも。

 

18.ボブ・ディランの「Queen Jane Apporoximately」も「Q」
「追憶のハイウェイ61」収録曲で、アルバム持ってるのに今まであまり聴いてなくて、改めて聴いたらなかなかよい曲でした。

 

19.プー横丁の家は「影響を受けた part2」を書くのによく聴いたんだと思います。

 

20.聖飢魔Ⅱの「THE OUTER MISSION」は、エース長官作曲の美しい曲です。

聖飢魔Ⅱの曲の中でもベスト3に入るぐらい好きな曲なので、よく聴いています!

変拍子だったり、冒頭のギターリフはモールス信号をイメージしているのだとか、閣下の日本語(古語)と英語の融合した歌詞や、聴きどころが色々。

このバージョンは2015年再集結のミサのもので、ギターソロはジェイル大橋代官。

(サビのコーラス3声は低:代官、中:閣下、高:ルーク篁参謀)

エース長官は近年の再集結には参加されておらず、長官のソロやコーラスは本活動時の音源などで聴けるので聴き比べるのも面白いかも。

オリジナルはアルバム「THE OUTER MISSION」収録。

ちなみにこのアルバムの「不思議な第三惑星」はソラミミ曲として有名です。

 


続きはまた後日。

 

 

 

12月5日

明け方ふと目が覚めたものの、当日にはあえてあんまり考えないようにしたというか、毎日のように考えているというか、

もう2年というか、まだ2年というか、やっと2年というか、、、

 

Rock'n Roll Bandに

「君が傍にいるだけで  あの頃僕らは満たされていた」という歌詞があるけど、

正直ずっと足りないと思って過ごしてます

 

DVDリリースやカルカルでイベントがあり、

(…ってチケットとれなかったんですけど…

追加席出ないかしら~~!)

HPも更新してくれて(岡井さんの寄稿が!)、すごくありがたいと思ってます。

 

DVDは今日届きました。

赤坂BLITZ行ったけど、

5年前かあ。

HPでリクエスト募ってたのに送りそびれちゃったんだよな、送ればよかった。

少し見てみたらツキノワグマの話とか覚えてなくて(笑)、

そもそもステージから少し離れた席で健ちゃんの表情はほぼ見えなかったので、

新鮮だなあ。ありがたい。

 

でも、やっぱり、また健一さんのライブに行きたいと思ってしまうのが、

2年経った正直な気持ちなので残しておこう。

 


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音楽リスナー人生で影響を受けたアーティスト(洋楽編・part2)

すごい書くのに時間かかりました。

当然、読むのにも時間かかりますよね。

果たして、読んでくださる人がいるのかしら(=▽=;)?と思わなくもないけど、

自己満足で楽しく書きました、

音楽リスナーとして影響を受けたアーティストの洋楽編・part2です。

これが終わらなきゃ「カルカルさん今年もありがとう!!!」とか書けない!

(とか言いつつ書いてちゃえ〜☆)

2013年のライブDVDも出してくれるんですね。

BOX持ってるけど…再編集って内容違うの…?

ふむ…ノーカット版…ならば。。。

 

はい、では、影響を受けた〜洋楽編・part2いきま~す。

どんなかんじか先に書いておくと、

Soft Machineからスタートして、サイケデリック、ソフトロック、カンタベリープログレってかんじです。

part1同様、なんか好きで聴いてるけど別に詳しくはないので、気になった人はご自分で調べてくださいね~。

 

Soft Machine

邦楽編のカヒミカリィのところで少し出てきましたが、Soft Machineは大学で入った音楽を聴くサークルで先輩に教わりました。

教わったと言っても、名前だけ聞いて自分でCDを買ったような気がしますが、、

 


Soft Machine - Why Am I So Short?/ So Boot If At All

 

私が買ったのは1stと2ndが1枚に収録されている2in1の『Volumes1&2』ってCDで、ビートルズのテープ同様(笑)、どこまでが1stでどこからが2ndか、あまり意識せず聴いてました^o^;

実際『Volume1』も『2』も曲の切れ目があまりなくて、一気に聴けてかっこいいなあと気に入ったのだと思います。

 

サイケデリックロック、ソフトロック

ちょうどこの頃(2000年前後)、邦楽アーティストが60〜70'sリスペクトブームだったのかな?

かせきさいだぁミレニウム」なんかも教わって、こちらはアルバム『Begin』を貸してもらって、サイケデリックなのとかソフトロックとか、いいなあと思って聴いてました。

ビギン

ビギン

 

 (土曜日のかせきさいだぁを聴いてみよう!)

youtu.be

 

他にも、ゾンビーズの『オデッセイ&オラクルズ』とか。

Time Of The Seasonだけじゃないんですよ~。名盤です。

youtu.be 

L⇔Rファンにはおなじみ?ラスカルズ『Once Upon A Dream』とか

youtu.be

 コーネリアスとロジャニコさんの「Don't Take Your Time」とかね。

(健一さんがプロデュースした中島ちあきさんの曲は

「Don’t Take My Time」ですね)

youtu.be

ロジャニコさんの曲はラジオで聴いたのかな?

ほんといい曲だ〜と思ってCD買って、でも購入して1ヶ月後とか、わりとすぐあとにCD屋さんに行ったら「リイシュー盤が出ました」ってボーナストラックの入った再発盤が出てて、当時バイト代をやりくりしてCDとか買ってたから大ショックで、

なんかこれ以降CD買うタイミングがつかめなくなり、旧譜を買うのに慎重になったような気がしますw

 

大学卒業してほどなく、音楽聴くのはちょっと疎遠気味だったのですが近年復活して、やっぱこの辺の音楽好きだわって聴いて気に入ったのが、

The Endというバンド(検索しづらい…)の『Introspection』てアルバムなんですが、このアルバムはサイケデリックブームの67年に制作を開始したものの、色々あったみたいでブームが下火になった1969年末にリリースされたそうで、当時はあまり評価されなかったらしいです。

イントロスペクション+2(紙ジャケット仕様)

イントロスペクション+2(紙ジャケット仕様)

 

 アルバム収録の「Shades of orange」って曲とか、気になる〜てかんじの雰囲気あるんですけどね


THE END-Shades of orange

 

orange(フルーツつながり)で思い出した、GRAPEFRUIT。

 

 今までこの曲しか知らなかったけど、調べてみたらこのGRAPEFRUITのベーシストのアレックス(アレキサンダー)・ヤングは四人兄弟の一番上のお兄ちゃんで、次男がイージービーツのギターのジョージ、三男、末っ子のマルコム、アンガスはAC/DCのヤング兄弟だって!びっくり!

そして、アルバム聴いてみたらビーチ・ボーイズ風のコーラスから始まってビートロックになるM-5が面白かったり、他の曲も全体的にクオリティ高いなと思って調べてみたら、M-5の「C'MON MARIANNE」はFOUR SEASONSのカバーでした。 

M-6はジョン・レノンぽいなと思ったら、バンドの名付け親がジョンですって。

なんでもビートルズの会社(でいいのかな?よく知りません)のアップルと契約したもののアップルがゴタゴタしててレコードはリリースできなかったみたい。

でもこのアルバムのプロデュースはテリー・メルチャーですって。

テリー・メルチャーといったら、ブルース・ジョンストンがセットで出てくるんですが、ビーチ・ボーイズと関係のある、イクイノックスレーベル(レコード?)の人ですよね。さらに調べると、そもそもThe Byrds(バーズ)のプロデューサーで、それからブライアン不在時のビーチ・ボーイズ「kokomo」などにも関わってる人だって。へぇ〜。

バーズはちょこちょこ聴いてはいるものの、まだあまり掴めていないのですが、サイケというと「霧の8マイル(Eight Miles High)」が有名ですね。

タイトル的に言うとSpiral lifeの「Turn!Turn!Turn!」とか「Fathar Along」とか、

L⇔Rは「Younger than yesterday」とか、ライブで「So You Want Be a Rock'n Roll Star」をカバーしていますね。

時代的な流れで見てみると、サイケデリックムーブからプログレが登場する一方で、Byrdsはカントリー寄りになったり(なんだかロックと別ジャンルをいち早く融合させてるみたいなイメージってことでいいのかな?)、The Bandのような原点回帰的な音楽にビートルズも影響受けてGet Backセッションやろーぜってなったみたいだし、はたまたプログレみたく複雑化してくのと反対にパンクが生まれたり…って、ここらへんからどんどんロックがポピュラーミュージック化していきつつ多様化が始まったみたいなかんじがします。

で、さっきGRAPEFRUITで「TUMBLIG DOWN」が気になった方へ、

カントリーぽいのということで(カントリーと言っても色々あるみたいでちょっと無理やりですが)この曲を紹介しておきますね。


House at Pooh Corner - The Nitty Gritty Dirt Band

 

カンタベリー系、SLAPP HAPPY

Soft Machine周辺に話を戻すと、色々ラジオを聴いてる時(10代後半?)に、プログレ特集を聴いて少し興味を持って、プログレ名盤ガイドみたいなのを買いました。

(元々はL⇔Rが雑誌で少しプログレを話題に出してたのと、プロデューサーは四人囃子の岡井さんだものねえ。たしか『一触触発』はこの頃買って、以後愛聴してます。) 

一触即発+2

一触即発+2

 

 


四人囃子 「空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ」 ’02 フジロック

フジロックに出演されてたんですね!

フジロックは初回の富士山麓に行った人が周囲に何人かいて、過酷な環境から無事生還して讃えられてた記憶w

 

ええと名盤ガイドに話を戻して、、

なんとなく「カンタベリー系」というジャンル(?)を知ったんだかどうだか記憶が曖昧ですが、ちょうどその頃SLAPP HAPPYが来日するとかで『 Ça Va 』がCDショップで試聴機に入ってて、

Ca Va

Ca Va

 

 「本に載ってた」と名前をうっすら知ってたのとジャケットが気になったのとで試聴したところ気に入ったので購入して、ほかのも聴いてみようと『Casablanca Moon』と『Desperate Straights』の、またしても2in1を買ってしまって(笑)、

ボーカルのダクマーさんはドイツ人なのね〜ってかんじでFaustのCDも買ってみたり、 NEU!とかクラスターとかをサークルのテクノ好きな人に借りて、

ドイツのロックすなわちジャーマンロックというかクラウトロック?を知ったような気がします。

 


Slapp Happy - Casablanca Moon

「Casablanca Moon」は別バージョンもあるので興味があったら聴いてみてください。

1回だけプログレ喫茶に行ってシナモンティーを注文してCasablanca Moonをリクエストしました。もっと行けばよかったな。(あとで調べたら店内でライブやっててヒューホッパーとか来てたらしい)

☆ちなみにSLAPP HAPPYを知ってすぐの2001年来日公演には行けませんでしたが、

昨年(2017年)実に16年ぶりに来日してくれてそちらには行けて感動でした。

 

音響系

これはあとになってから気がついたけど、大学のサークルで

Tortoise(トータス)ってシカゴ音響系と呼ばれるバンドを教えてもらって、

学園祭でコピーバンドをやったんですけど、音響系ってクラウトロックに影響を受けてるんじゃないかと思ったり。

 

youtu.be

 

 

youtu.be

こちらはアメリカのSPOONというバンドで、昨年(2017年)リリースされ

よく聴いたアルバム『Hot Thoughts』に収録されてる曲です。

SPOONはポップでロックな曲もありますが、いろんなジャンルの要素を現代的に取り入れていて、この曲に関しては音響系の影響大きいなってかんじですよねえ。

そんで、SPOONって、そもそもバンド名をクラウトロックの代表格、CANの曲名からとっているらしいです。

ね!!!(?)

 

この辺はL⇔Rに関係ないなと思うでしょ、、

私も思ったんです。影響受けてばっかじゃないぞ、独自の道を模索してるじゃん、

ってね。

でもね、先ほど紹介した『ヤング・パーソンズ・トゥ〜』という本でSLAPP HAPPYについて書いているのがホッピー神山さんだったり、

Tortoiseのメンバーのジョン・マッケイアはThe Sea snd Cakeというバンドもやっていて、The Sea snd CakeはL⇔Rのライブ前のSEで流れてたみたいですよ。

(ソースあとで追加します)

あ、それからTortoiseにはこんな曲もありました。


Tortoise - Cornpone Brunch

これまたL⇔Rスパイラルライフのファンにはおなじみ?The Whoの『Sellout』(もしくは海賊ラジオ?)だ〜。


The Who - Armenia City In The Sky

ラジオテーマの、、というかコンセプトアルバムについても書きたかったなー。

エヴァリーブラザースの『Roots』とか、

キンクスの『The Village Green Preservation Society』とか、

ムーディー・ブルースの『DAYS OF FUTURE PASSED』とか、

あ、サイケのところで

ホリーズの『BUTTERFLY』とか

ビージーズの『Bee Gees' 1st』とかも書けばよかったな〜

でもでも次の話題にいっちゃいま〜す。

 

プログレ

今回のメインのSoft Machineや先ほど紹介したSLAPP HAPPY

カンタベリー系(カンタベリー・ロック、カンタベリー・ミュージック)」に分類されると思うんですが、ざっくり大きいジャンルでいうとプログレになるみたいです。

(CD屋さんに行くとプログレのところに置いてある)

でもまあプログレっていうと日本では

キング・クリムゾン

ピンク・フロイド

・YES

・エマーソン、レイク&パーマー

ジェネシス

いわゆる四(五)大バンドが有名ですよね。

 

KIng Crimson

キングクリムゾンは私のイメージではまさに王(キング)なかんじ!

(でもプログレでくくられるのはあまり好きではないらしい)

あのジャケットは一度は目にしたことが、あの曲は一度は聞いたことがあるのでは?


King Crimson 21st Century Schizoid Man (Legendado)

(ショートカット版かな)

 

 私も『宮殿』を聴いておぉっと思い、他には『RED』とか、『濃縮キングクリムゾン』というベスト盤を図書館で借りて聴いて「エレファントトークってラジオで聴いたことあるわー」とか思いましたが、それ以上はまだまだ聴いておらず…

 『RED』期(でいいのかな??)のベースのジョン・ウェットンさん(エイジアとかでも有名)が一時聖飢魔IIライデン湯沢殿下とゼノン石川和尚とサポートキーボードの怪人松崎様との「RX」とコラボレーションしてたらしいのでもう少し聴きたいかもですね。

 

Pink Floyd

ピンクフロイドは初期はサイケデリックで、ビートルズのところで紹介したポールの番組によると、ロンドンのUFOクラブというところで演奏していたらしいです(ソフトマシーンも同クラブに出演していたとロバート・ワイアットがインタビュー出演してました。)

ポールがロンドンにいた頃の交遊関係でクラブのオーガナイザーと知り合いだったとかなんとか。(オーガナイザーが本屋さんをやってて、ポールはそこに出資しただか本を装丁したりお手伝いしてたとか、ジョンはそのお店で見た本にインスパイアされTomorow Never Knowsの歌詞を書いたとか。)

そういやピンクフロイドのデビューアルバムのアビーロードスタジオでのレコーディングをビートルズが見学してたって話も聞いたことがありますね。

ピンクフロイドは初期メンバーのシド・バレットが不安定になり脱退し、バンドのカラーが変わったようです。

そういえば、秀樹さんのソロアルバムはシド・バレットオマージュですね。 

帽子が笑う・・・不気味に (紙ジャケット仕様)

帽子が笑う・・・不気味に (紙ジャケット仕様)

 

 私はいまのところ初期の方が好きなので、評価が高い『狂気』とか、まだそこまでピンときてないんですよね…。

『MORE』収録の異様に好きな曲です。↓


Cymbaline

 

シド・バレットと交代するかんじ(かな?)で加入したのがスゴ腕ギタリストのデヴィット・ギルモアですね。泣きのギターがやばいお方です。

ギルモアはポールが自分や奥さんのリンダが聴いていたオールディーズをカバーした『Run,Devil,Run』というアルバムに参加しています。

Run,Devil,Run

Run,Devil,Run

 

 私はこのアルバムで2人が共演しているというのを、これまたミュージックエアで放送されてた『ジュールズ倶楽部』という番組で知ったのですが、というのも、この番組、かなり昔のを再放送?的なかんじで放送していて、ポールがこのアルバムのプロモーションでアルバムに参加したメンバーを引き連れて出演した時のがやってたんですよ。

トークの前にまず1曲、ってかんじで演奏してて、「ギターの人めちゃくちゃうまいんだけど、自分でバンドやらないのかなあ?」と思ったら、ポールが演奏後のスタジオトークで「ピンクフロイドのデヴィット・ギルモアだよ」て紹介したという(笑)。

めちゃめちゃ自分でバンドやってんじゃん!て思いました(笑)。

 

 

YESはジョジョの主題歌で使われたこともあり、『こわれもの』なんかは聴きやすくて好きです。

 

 

ボーカルのジョン・アンダーソンさんがめっちゃ明るいのと誕生日が一緒なので気になるわーと思ったけど、最近体調不良を理由にYESのライブ活動からは外されちゃって?、別バンドをやっているのがちょっと謎です。。

 

…てことで、かなりざっくりした紹介でしたが、この中で私が好きなのはEL&Pジェネシスですね。

何がいいって、なんか大げさで面白いところ(笑)。

アルバムタイトルが『恐怖の頭脳改革』とか『怪奇骨董音楽箱』ですよ!

(って、よく考えてみたらそれは日本のレコード会社さんの功績ですよね・・・

 ・・・まいっか!)

 

ナーサリー・クライム (怪奇骨董音楽箱)

ナーサリー・クライム (怪奇骨董音楽箱)

 

 音楽的には当時革新的とか進歩的とか呼ばれただけあって、色々やってて面白いです。

 

この曲は元々賛美歌だし、

youtu.be

、、というのを私はモンティ・パイソンで知りました(3分くらいまで見てみて〜)

youtu.be

 

語りとかお芝居とか


Genesis I Know What I Like (Live 1973 Shepperton Reworked)

 

プログレは苦手な人は苦手だろうし、実際私もそんなに色々聴いているわけではないけど、聴いたらハマることもあるかもしれない…

 

なんか最近楽しいことないなーって時におすすめな1曲


Focus - Hocus Pocus Live '73

 

 

改めて、Soft Machineについて。

 

学生時代『Vol.1、2』を聴いてすごく好きでしたが、それで満足しちゃってしばらくの間それ以上は知らず。

Youtubeやストリーミングサービスで気軽に音源が聴けるようになり、

 もうちょい調べてみるか~と調べたところ、Soft Machineというのはかなり面白いグループで、メンバーチェンジを繰り返し、アルバムごとにカラーが違うというのだとか、デビュー前に脱退しちゃった人がいるとか知りました。

聖飢魔II創始者ダミアン浜田陛下、デビュー前に脱退されたのよね)

 

ソフト・マシーンのメンバー遍歴など詳しくはこちらの秀逸な記事にまとまってます! 

https://dic.nicovideo.jp/a/soft%20machine

 

そんで1stと2nd以外も聴いてみようかと思いましたが、ロバート・ワイアットの声が好きなので、好きなのは『Third』までで、4th以降は歌ってないというか4thで脱退してしまったということで以後は聴いていないという…。

 

ただ、8thの『Bundles』はジャケットがかわいいのと「久々にギター入りました!」みたいなレビューを読んで、どらどら、と聴いてみたら、「ギターうまっ!」と大変興味を持ちました。

Bundles - Remastered

Bundles - Remastered

 

 この作品のギタリストはアラン・ホールズワースという細長い人(通称ホーさん)で、

 

(ホーさんソロだとこの曲が好きです)


ALLAN HOLDSWORTH : White Line !

 

渡り鳥的に色々なグループに参加してはすぐいなくなってしまう人でしたが、プログレ畑で有名なビル・ブラッフォードってドラムの人とさっきのジョン・ウェットンさんとかとU.K.てバンドを一緒にやってたり、デビュー前にソフトマシーンを脱退しちゃった初代ギタリスト:デイビット・アレンがフランスで結成したスペーシーなバンド:GONGにも参加してたそうです。

ただしホーさんが参加した時アレンはGONGにはいなかったりして、

初期ソフトマシーンのメンバーってほんと面白そうだなと興味を持ち、

最近はソフトマシーンを脱退したそれぞれのメンバーの活動、すなわちGONGやケヴィン・エアーズ(ソロのバンドメンバーにマイク・オールドフィールドがいるんですよね)、ロバート・ワイアットSlapp Happyの歌姫、ダグマーさんが参加したヘンリー・カウやアート・ベアーズと関わりがあるようで興味深い)の作品について聴いていきたいと思っています。

残念ながらアレンもエアーズもホーさんも旅立ってしまいましたし、ワイアットも引退状態みたいなんですよね。

でもGONGはメンバーを変え現在も続いていて、今月来日するのでライブに行く予定です!

(GONGめっちゃ好き↓)


Gong - I Never Glid Before - Live 1973

 

というわけでソフトマシーンには現在進行形で影響を受けているといえるでしょう。

 

さてそして、やっぱこの辺はL⇔R関係ないな、と思うでしょ

 それがですね、L⇔Rのファンクラブ会報で健一さん、ケヴィン・エアーズのCDを紹介してるんですよねー。

(あとでソース貼ります) 

月に撃つ+6(SHM-CD/紙ジャケット)

月に撃つ+6(SHM-CD/紙ジャケット)

 

 

あーもうほんと手のひらで踊らされてるかんじ(笑)。絶対一生かなわないし全っっっく追い付ける気がしません(笑)。

でもねえ、好きな音楽が同じってやっぱ嬉しいですね。

まあできればもっと早く聴いてればなーとも思いますけど。。

 

ちなみに前述の本でGONGについて書いているのもホッピー神山さんだったので、サイミニが好きな人はカンタベリー系、もしかしたらハマるんじゃないかなあと思ったりしますが、どうなんですかねー。。。

 

カンタベリー系でおすすめなのは、

Hatfield and the Northの『Rotter Club』です。

(アルバムのオープニングナンバー「Share it」!!)


Hatfield and the North Share It Rotters Club

 

<10/26補足>

嶺川貴子さん表紙のSTUDIO VOICEがこのジャケと似てるかなーと思った…

けど、そうでもないか。

これなー、買ったはずなんだけどどこやったかなあ。

STUDIO VOICE (スタジオ・ボイス) 1997年 08月号 Vol.260

STUDIO VOICE (スタジオ・ボイス) 1997年 08月号 Vol.260

 

 

あとは、、

昨年知って来日した時見に行ったChris Cohenさんてソロアーティストがいるのですが、アメリカ人なのですが、なんかカンタベリーぽさがあるような気がしてオススメです。(声が低い&変拍子とかポリリズムぽい曲が多いからかしら?)

 


Chris Cohen // As If Apart (Official Video)

 

<10/26追記>

ああそれと!

90年代後半に聴いていたウェールズのゴーキーズ・ザイゴティック・マンキというバンドがいるのですが(たしかSpiral lifeのラジオで知りました)、アルバムでSoft Machineの「Why Are We Sleeping?」をカバーしていたり、ふわふわサイケなかんじがカンタベリーっぽいかもしれません。

 


Gorky's Zygotic Mynci - 01. Merched Yn Neud Gwallt Eu Gilydd

 


Gorky's Zygotic Mynci - 06. Why Are We Sleeping?

 

 

以上、現在開拓中でもあるSoft Machineなどについてでした!

 

最後に初期メンバーでの演奏をどうぞ!

ほんとすごいバンドだ〜。


Soft Machine "Jet-Propelled Photograph (Shooting At The Moon)"

 

 part3はXTCとかひねくれポップについて書きたいんだけど・・・

ちょっとしばらく時間がとれないかもです・・・

 

 

 

 

 

音楽リスナー人生で影響を受けたアーティスト(洋楽編・part1)

邦楽編の続きです。

 

ビートルズビーチ・ボーイズ

まずは、ビートルズビーチ・ボーイズ

 …について語るって難しくない???ってことで、

なかなか筆が進みませんでした^0^;

まぁ、いちL⇔Rファンが 「影響受けてるな〜」と感じたことを書いてみた、

ということで…

全体的に「L⇔Rが彼らから影響を受けている」=「L⇔R経由で知った」みたいな話なので、ちゃんとしたことが知りたい方はご自分で色々調べてくださーい(丸投げ!)

 

The Beatles

ユニコーンのところで書きましたが、ビートルズユニコーンの影響で中学生くらいから少し聴いていました。

親が「THE BEATLES」っていうテープを5〜6本持っていたのでそれを聴いていたんだけど、今思うとアルバムをテープの録音時間ギリギリまでダビングしていったものだと思われ、しかも曲名は書いてなかったので、

「なんて曲かわからない、どのアルバムに入ってるかもわからない」という物で、たしか高校生の頃にオリジナルアルバムを何枚か買った時に「ここまでがアルバム1枚か!」となんか不思議な感じがしたように記憶していますw

 

高校生になってL⇔Rのファンになって洋楽を色々聴いてみよう!と思い、当時はYoutubeなんてなかったから、情報源はもっぱらラジオ(とたまにCDやLPをレンタルしたり購入したり)で、山下達郎さんのサンデーソングブックや、萩原健太さんのポップスグラフティ(かな?NHK FMで月曜の夕方にやってた)、たまに放送されるオールディーズ特集番組を聞いたり、ロック史みたいな本を図書館で借りて読んだりしてましたねー。

そうやってL⇔Rのラジオやインタビュー記事などと並行して、ビートルズが影響を受けたアーティストとしてバディ・ホリー(and The Crickets)やジーン・ヴィンセントをはじめとしたオールディーズを知ったり、同年代のアーティストとして、バーズやキンクスを知っていったという感じだったと思います。

 


Be Bop A Lula - Paul McCartney (UNPLUGGED)

www.1242.com

 

ジーン・ヴィンセントは本日10月12日が命日なんですね。

「Be-bop-a-Lula」はポールが初めて買ったレコードだと言われていますが、

この曲と、上の記事に出ているエディ・コクランの「Twenty Flight Rock」は、私が初めて行ったL⇔Rのライブ(95年渋谷クアトロでのファンクラブ限定ライブ)でカバーしていて、「健一くん歌うまい!!!」とズドーンときた曲です。

初めて見たL⇔Rが距離が近いライブハウスだもんな。。。良い思い出です。。

(「Be-bop-a-Lula」はラジオ番組でカバーしているのをYoutubeにupしてくれてる方いますね、感謝!)

 

他にL⇔Rビートルズというと…ファンクラブの「SCRUFFS」の由来はジョージ・ハリスンの「Apple Scruffs」(出待ちするファンの女の子たちを歌った曲)だそうです。


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(L) 会報誌「LAUGH+ROUGH」

(R) SCRUFFSからの封筒


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(95年発行の「LAUGH+ROUGH」Vol.8)

 

カバーで発表されているのは「Paperback Writer」(Lefty in the Right名義)と「Across the Universe」でしょうか。

「Paperback Writer」はWITSレーベルのコンピレーションアルバムや「L+R」初回盤の特典のミニCDに収録されていて、「Across the Universe」以前はiTunesでアルバム購入するとダウンロードできたような…と思いましたが今回は確認できず…?

(特典だけまとめてくれないかしら〜。。)

 

<10/15 追記>

ビートルズ関連として、ピーター&ゴードンについて書くのを忘れてました!

ビートルズの弟分と言われていたピーター・アッシャーとゴードン・ウォーラーによる男性デュオで、健一さんと秀樹さんがパンダになったハンキー・パンキーのアルバムジャケットは彼らをオマージュしてのものだそうです。

ハンキー・パンキーのCDは現在入手困難ですが、ダウンロードで聴くことができますね(見たかんじ、iTunesレコチョクにありました)。

CDに収録されていた、上を向いて歩こうの英語版「The first Star」は、配信だと〝デコレ村のハンキーパンキー〟として、『太陽に歌って』というアルバムの方にありました。

 

(イントロからのリフが「Stand」っぽい!?)

このピーター&ゴードンのアルバムはちょっとややこしくて、同じジャケ写なのに

UK盤は『In Touch With』で、

US盤は『I Go To Pieces』といって、収録曲も全然違うみたい。

なんか当時は独自の編集盤みたいなのよくあったみたいですね。

日本で独特な邦題つけるのと似た感覚??

(収録曲などわかりやすいまとめ!↓)

matome.naver.jp

ピーター&ゴードンがなんでビートルズの弟分と呼ばれていたかというと、調べればすぐ出てくると思うけど、当時ポールがピーターの妹で女優のジェーン・アッシャーと交際していて、ポールが何曲か提供しているからですかね〜。

有名なのは「愛なき世界(A World Without Love)」で、この曲は前述のWITSレーベルのコンピアルバムでSPIRAL LIFEがカバーしています。(しまった、スパイラルについて邦楽編で書くべきだった…)

ちなみに、ジェーン・アッシャーwikiに書いてあったり、私はCS(ミュージックエア)で放送されていた「ポール・マッカートニー:Going Underground」っていう、ポールと60年代イギリスのサブカルチャーについての番組?で知ったんですけど、ジェーンと交際中ポールはロンドンのジェーンのお家に住んでいて、ジェーンのお家はいわゆる上流階級だしロンドンは都会だし、ってことで 色んな交流があったみたいですよ。

(それと関係あるかわかんないけど、ピーター&ゴードンの曲はローリング・ストーンズの初期メンバー、ブライアン・ジョーンズがハーモニカを吹いてる曲があるんですって!)

 

The Beach Boys

 

ビーチ・ボーイズははじめ超有名な「サーフィンUSA」しか知らなくて、「L⇔Rが影響を受けた」と言われても謎だったのですが、少しずつ聴いていくうちに、曲の良さやコーラスの良さが好きになり、やがて「ペット・サウンズ」や「スマイル」やブライアン・ウィルソンのことを知っていって、、(たしか学校の図書室にリクエストしたらブライアンの自叙書を購入してくれたんですよ!)

「ペット・サウンズ」を初めて聴いたのは高校の頃かな。

まわりに洋楽、しかもオールディーズを聴く人がいなかったから「I Just Wasn't Made for These Times」とか、多感な高校生にはかなり沁みました〜。

 

L⇔Rが影響を受けているのはビートルズよりもわかりやすいかも。

 代表的なのは「LOVE IS REAL?」(Aメロが「Surf's Up」)や「君と夏と僕のブルージーン」(間奏が「Good Vibrations」)ですかね。

L⇔Rでいかにもビートルズって曲は意外と「IT'S ONLY A LOVE SONG」くらいなのでは?健一さんソロ名義だと「Wondering」かな)

「君夏」といえば、L⇔Rきっかけで洋楽を聴くようになったのと同時に映画も影響を受けて少し見るようになり、「アメリカン・グラフティ」を見た時、「これは君夏の世界だなあ」と思いました(逆?)。

アメリカン・グラフィティ ― オリジナル・サウンドトラック

アメリカン・グラフィティ ― オリジナル・サウンドトラック

 

「American Graffiti」は映画もサントラもほんっとおすすめ。

私はアナログ盤を持ってるんですが、たしか部活で出かけたところで青空市?フリマ?がやってて、そこで買ったような記憶です。

特にバディ・ホリーのThat'll Be The Day が大好きです。

 今の職場にビーチ・ボーイズ好きな人がいるんですが、その人は

「最後に流れるAll Summer Long  がいいんだ〜」と言っていました。

 

それから、L⇔Rポリスター時代のツアータイトルが「Back to Mono」というのですが、ビーチ・ボーイズについて調べていってフィル・スペクターのことを知って、

「あのツアータイトルはスペクターからきてるのか」と思ったり、

ロネッツの「Be my baby」(モタワでカバーしてましたね)と「Don't worry baby」のことで「ヘぇ〜」と思ったり、

 

音楽聴くようになってからCDはたまに中古屋さんで買ってましたが、親のレコードプレーヤーがあったので中古レコードも買うようになり、フィル・スペクタークリスマスアルバムを買ったらサンタ姿のフィルスペクター「Back to MONO」ってバッヂをつけてて、L⇔Rもファンクラブの入会特典(かな?)で似たようなバッヂをくれたので「これかあ」と思ったり…。


f:id:hioka201712:20181012150942j:image

(SCRUFFSからのバッヂは見当たらず残念)

 

ネーミングとグッズから思い出しましたが、そもそもビーチ・ボーイズはレコード会社にペンドルトンズと名付けられたらしいですね。

pendleton.aandf.co.jp

 

 

<10/15追記>

こっちにもハンキー・パンキーについて書きたいのですが、

先ほど〝『In Touch With Hanky Panky』で配信されておらずデコレ村として〜〟と書いた「The First Star」は黒沢兄弟曰く「坂本九フィル・スペクターエヴァリー・ブラザーズの合体」だそうです。 

The First Star ~上を向いて歩こう~ デコレ村のハンキー・パンキー

The First Star ~上を向いて歩こう~ デコレ村のハンキー・パンキー

  • デコレ村オールスターズ
  • J-Pop
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

 

www.hmv.co.jp

インタビューがまだ読める…。ありがたや。

 

 

ビーチ・ボーイズビートルズ

そして話はビートルズに戻るけど、ビートルズのアルバム「Let It Be」のプロデューサーはスペクターなんですね。

(詳細はこのあたりを参照)

music-calendar.jp

 

okmusic.jp

 

それ以前にビートルズの『ラバー・ソウル』にブライアンが影響を受け『ペット・サウンズ』を制作し、今度はビートルズが『ペット・サウンズ』に影響を受けて、コンセプトアルバムとして有名な『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』を制作した…という話があって、なんかすごいなあと思ったし、ビートルズの「Here,There,and Everywhere」がすごく好きなので妙に納得しました!

(詳しくはこちらの記事を…2015年の記事かあ。

文末の〝ビーチ・ボーイズブライアン・ウィルソン)に影響を受けたミュージシャン〟に健ちゃんの名前がある。うれしい。)

music-book.jp

 

 

ビートルズビーチボーイズはたとえば近年ポールやリンゴ、ビーチボーイズやブライアンのライブに行って楽しかったとか、他にも書きたいことあるけど、まとまりつかず長くなるのでひとまずこのへんで。

あ、前述の「Here,There,and Everywhere」や『ペット・サウンズ』、『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』(コンセプトアルバム)は、個人的に雑にまとめると「ソフトロック」とか「サイケデリックロック」かなと思っていて、その辺の音楽がすごく好きなので、それは次に書きたいと思います。

 

ビートルズビーチボーイズから影響を受けたまとめ

・オールディーズ(アメリカン・グラフティ)、フィル・スペクター

バーズ、ソフトロック、サイケデリックロックなど


f:id:hioka201712:20181012151059j:image

「LAUGH+ROUGH」Vol.7より

高校生の頃、健一さんの文を読んだのと、たしか達郎さんのラジオで「Don't ever change」を聴いて、いい曲だ!と思ってクリケッツのCDを買いました。

 

 

「影響を受けたアーティスト(洋楽編・part2)」につづく!

 


God only knows - Brian Wilson & Paul McCartney

 

 

 

音楽リスナー人生で影響を受けたアーティスト(邦楽編)

少し前にTwitterで「#音楽リスナー人生で影響を受けたアーティスト10選」というタグを見ました。

「音楽リスナー人生で影響を受けた」なので、ほんとにすごいハマったとか新しいジャンルを知ったとか意識するようになったという意味なのかなと思い、面白そうでやってみたかったけどTwitterだと長くなりそうだし…と思い、10選にこだわらずにブログで書くことにします。

ちなみにこういうのは年齢も参考になるかもしれないので一応カミングアウトしとくと私現在ギリscine39でございます。 

ではいってみよ~。

 

L⇔R

 

はい終了(笑)。

いやでもだってL⇔Rから受けた影響は計り知れないです。

ビートルズビーチ・ボーイズをはじめとした60年代からのアーティストやそれ以前のオールディーズ、70年代、80年代等々私が追いきれてないので詳しく挙げられないけどXTCとか?90年代もきーちゃんの影響でブラーを聴いてみたり、様々な洋楽を聴くようになったのはまさしく彼らの影響です。

洋楽を聴くようになるとまた彼らの曲の「この曲のタイトルと同じタイトルの曲がある」とか「このフレーズはこのアーティストから」など、わかる部分もあったりして、一生影響受け続けていくんだろうなと思います。

 

youtu.be

「RadioL⇔R」に続いて

Badfinger「No Matter What」、The Seekers「Georgy Girl」、

The Byrds「Turn!Turn!Turn!」、The Association 「Never My Love」等々

これが1stアルバムのプロモーションて!

 

<まとめ>

L⇔R → ビートルズビーチ・ボーイズをはじめとした様々な洋楽

 

 

L⇔R以外(以前)の邦楽アーティストには影響受けてないの?と思う方もいてくれるかもしれないのでL⇔R以前に好きになったアーティストを紹介すると、

聖飢魔IITMネットワークBAKUUNICORNレピッシュTHE BOOMですかね。それからフリッパーズギターを(予備校ブギの主題歌で)知って、L⇔Rスパイラルライフ、洋楽へ…という感じです。

 

UNICORN

初めてライブに行ったバンドです。行ったのは93年の4946ツアーで西川さん脱退後だったのでドラムはL⇔Rのサポートドラムもやってらしたしーたかさんだったり、後に(今現在も)きーちゃんがPUFFYのバンマスやってたりとL⇔Rが好きになってもなんか繋がりがあるようで不思議な感じ(そういえばキーボードに女の子がいて途中脱退しているという共通点も)。

聴くようになったきっかけはBAKU目当てで買った雑誌にジュンスカと一緒に載ってるのを見て、そういえばいとこのおねえちゃんが服部がどうこう言ってたかな、でもメンバーに服部さんはいないんだ?となんか面白そうだと思って、服部かケダモノの嵐から聴いたところ、メンバー全員曲作って歌ってるもんだから自由で面白くって、BAKUより好きになっちゃいました(笑)。

服部

服部

 

 ↑「町の外れでシュビドゥバー」とオーケストラ仕様のPVで有名な(?)「大迷惑」は「服部」収録です

 

 ↑表題曲で「鳩尾」を覚えた人は多いと思う。

 

1st、2ndはルックスも曲もわりとキラキラしていてアイドルちっくな部分もあったのねーと当時から後追いではありましたが、民生さんの変貌ぶりにはちょっとびっくりでした。 

youtu.be

画質のいい「maybe blue」もあったんですが、眩しすぎて直視できないので(笑)こちらで。これでも充分眩しい! (若いのに演奏も歌もうまいなー。あ、キーボードはすでに阿部さんですね。)

 

影響を受けた点で言うと、実はL⇔Rより前にビートルズを聴いてみようと思ってのはUNICORN奥田民生さんがきっかけ。

でもただ聴いてみただけでその時はまだあまりピンときてなかったかも。

それから後々になってわかったことだけど、民生さんとアベB(今はABEDONていうのね)がダウンタウンのごっつええに出てた時、Jellyfisfも出てましたよね。ていうかPUFFYの名付け親なんですよね。

 

記憶とちょっと違うのですが、Jellyfishピンクレディーをカバーしている動画がありました!

youtu.be

 

youtu.be

 

コンビ名、「民生くんとアベくん」だったんですねー。

私が覚えているのはこの動画のようにUNICORNの「風」の替え歌で

「はーじめまして わーたしたちはユーニコーンのアーベと奥田

 お笑い芸人じゃないの アールバイトなのー」

というもので、てっきり「アベと奥田」かと思ってました。

 

あとは、以前ジェフリンについての記事にも書きましたがELOもUNICORNきっかけで知りましたね。思い出せば他にもありそう。

<まとめ>

UNICORN →ビートルズJellyfish、ELOなど

 

 

LÄ-PPISCH(レピッシュ

UNICORNと同じく雑誌で見るようになってか、もしくは「パヤパヤ」をCMで聴いてなんとなく知っていたのかも?

 

youtu.be

 

印象強いのはNHKでクリスマスにスカパラと共演したり、クリスマスじゃなかったかもだけど(ジャストポップアップ?)、ゴーバンズTHE SPECIALSの「A Message To You Rudy」をカバーしてたりでレピッシュのおかげで、スカを覚えました。

 

youtu.be

 

音楽的には杉本恭一さんと上田現ちゃんの2名が主に作曲していて、明るくポップだけどちょっとサイケな恭一さんの曲と、独特な世界観の現ちゃんの曲があります。(現ちゃんの曲といえばソロになってからの元ちとせさんの「ワダミツの木」が有名ですね。)

また、ボーカルのMAGUMIさんがかっこよくてトランペットが吹けるので、当時指なしの革手袋に憧れましたねー。キーボードの現ちゃんも時々サックス吹くので、フロント3名がかっこよくてリズム隊が渋いというビジュアルも良かったです。

 

1曲紹介するならこの曲かなー。途中のジャンプがかっこいい。ストーリ仕立てのような歌詞も面白い。

youtu.be

 

 それから、レピッシュのアルバムのプロデューサーがホッピー神山さん(健ちゃん、岡井さんと組んだScience Ministry、大好きです)だったり、トッド・ラングレンだったり、あとで気づいてへえーと思いました。

 

KARAKURI HOUSE

KARAKURI HOUSE

 

トッド・ラングレンプロデュース。雑誌で現ちゃんが「トッドのおっちゃん」と呼んでいた人が高野寛さんの「虹の都へ」や「ベステンダンク」(当時流行っててシングル買った記憶があります)だとか、「Hello, it's me」の人だとなかなか結びつかなかった(笑)。

ポルノポルノ

ポルノポルノ

 

 ↑短い曲がいっぱい入っていてハチャメチャなんだけど、「夕陽ヶ丘」「ハッピーエンドが好きなのに」「プレゼント」「柘榴」など名曲も多数収録されている名盤。

 

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↑「プレゼント」は民生さん(TO)がカバーしているのも素敵ですが、現ちゃんがサックス吹いてるこちらを紹介。 

 

<ちょっと脱線>

あと、同時期にTHE BOOMも好きで、ブームもはじめの頃スカをやってましたね。 

サイレンのおひさま

サイレンのおひさま

 

↑「オレンヂジュース」はバラエティ番組の罰ゲームで苦いジュース飲む時とかに流れたりしてます

 

JAPANESKA

JAPANESKA

 

 ↑「逆立ちすれば答えがわかる」のPVにMAGUMIさんが出てたと思ったけど動画見当たらず。残念。。。

 

そのうち沖縄民謡からワールドミュージックへと規模がでっかくなっちゃって離れてしまいましたが、「真夏の奇蹟」や「ブランカ」など今も好きだし、「島唄」や「風になりたい」などの有名曲や、初期も「星のラブレター」、「中央線」、「僕のきらいな歌」等々名曲多くていいバンドでした。

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ボーカルの宮沢和史さんが役者としても活躍していて深津絵里さんと共演した「(ハル)」が好きでした。(主題歌がTHE BOOM「TOKYO LOVE」でした)

(ハル) [DVD]

(ハル) [DVD]

 

いまや息子さんもモデル・俳優として活躍されてますが(宮沢氷魚さん)、息子さんが生まれた時にMIYAさんが釣り好きで名付けたみたいな記事を読んだのをなんとなく覚えているのでおばちゃん目線で応援しちゃってます(笑)。

 

<まとめ>

LÄ-PPISCH → SKA。Specials、Madness、トッド・ラングレンなど

 

 

Flipper's Guitar

 

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当時ドラマの主題歌で知ったのと、雑誌で見て「へーオザケンて東大出てるんだーすごー」と思いつつ気軽にパーフリちゃんと呼んでいた記憶なんだけど、すっかり伝説な感じだし、そんなに語れるほどは知らないので取り上げるか迷ったのですが、

L⇔Rに在籍していた嶺川貴子さんとカヒミカリィさんのFANCY FACE GROOVY NAMEとか、間接的に影響を受けていると思ったので挙げることにしました。

 

CAMERA TALK

CAMERA TALK

 

 ↑「午前3時のオプ」が好きです

 

FAB GEAR

FAB GEAR

 

↑これがのちの渋谷系となっていくのかな(すみませんよく知りません)

 

youtu.be

モーマスプロデュースの大好きな曲。

この曲のおかげでSoft Machineを知りました!

 

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コーネリアスプロデュースの「fun9」収録曲。

FUN9

FUN9

 

 ↑…と思ってたらSUKIAもなんですね!

なんかたまたまレコード屋さんでジャケ買いして聴いて好きだったなあSUKIA。

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Roomic Cube~a tiny room exhibition

Roomic Cube~a tiny room exhibition

 

 ↑嶺川さんの活動休止前の作品はどれも好きで、学生時代学園祭でバンド組んでこのアルバムの「never / more」とか、メンバーの趣味でバッファロー・ドーターのコピーをやりました。

 

特に好きなのは「Maxi On!」かなあ。声とサウンドがマッチしてるのが彼女の音楽の特徴だと思うけどとにかくかっこいい。

youtu.be

 

 <まとめ>

Flipper's Guitar → 渋谷系カヒミカリィ嶺川貴子など?

 

 

洋楽編に続く…

 

 

 

 

ゆるキャン△にハマってます

 今までとはちょっぴり離れたことを考えてみたくなった、という要因があったのかどうかわかりませんが、「ゆるキャン△」のアニメ・漫画にハマってます。

 

漫画・アニメは嫌いじゃないけどそんなに見る方でもないのですが、せっかくアマゾンプライム会員なのでプライムビデオで何か面白いのないかな、と適当にリストを見ていたらなんとなく名前だけは知ってた「ゆるキャン△」のアニメが見られると気がつき、何気なく見てみたらすっかりハマってしまった。。。というのがきっかけ。

 

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ハマったポイントをもう少し詳しく説明すると、

・なでしこちゃん(主人公?)がふじさん大好きなキャラで、静岡(浜名湖の近く)から作品の舞台・山梨に引っ越してきたという設定

・登場人物は山梨周辺=静岡のキャンプ場等に行ったりする

・リンちゃん(もう一人の主人公…だと思う)が乗ってる原付が私も買おうか迷ったビーノ

→私も静岡に住んでいたことがあり(富士山がよく見える水の都:三島市と、なでしこちゃんと同じ浜松市!…だけど浜名湖の方ではなく浜松城の近く)、今乗っているのはビーノに似てるホンダのジョルノ…というように登場人物や舞台になんとなく親近感を覚えたのと、そもそも父親が昔キャンプとか釣りとか好きで、子どもの頃( 主に就学前?)はよくキャンプに連れてってもらったんですよねー。父はアウトドア雑誌の「ビーパル」をずっと買っていて、私もカヌーの野田さんやシェルパ斎藤さんの東海道を歩くやつとか連載記事読んだりしてました。

んで親に聞いたら、作品に出てきたキャンプ場ズバリじゃなさそうだけど、富士五湖周辺とかでキャンプしたことあるらしいんですよねー。覚えてないけど(^^;)

浜松は小学校中学年の時にいたので浜名湖だったか遠州灘だったかでキス釣りした記憶があります!

…てなかんじで、親近感や懐かしさを覚えたのが第一。

 

 第二は、作品自体の雰囲気が魅力的。高校生の女の子たちがタイトルどおり「ゆるくキャンプを楽しむ」作品なので、全体的にほのぼののんびりとしていて、特にアニメは風景画が美しくBGMも穏やかでぼーっと見てられるので、もう3周くらい見ていますw

そして初めて見た時びっくりしたのが、学校で「野外活動サークル(通称野クル)」というサークル活動をやっている子達がいて、なでしこちゃんはメンバーに加わるけど、なでしこちゃんはソロキャン(=1人でキャンプ)したい子(リンちゃん)ともたまにキャンプ行ったりしても平和なところ!!

個人の楽しみと集団での楽しみ、どちらも尊重してくれるところが素晴らしいと思ったのでした!

 

現在原作本は6巻まで出ていて、7巻が10月に発売予定。

アニメは4巻まで消化しているので、もう少し原作が進めばアニメ2期もあるのかな!?

原作5巻はそれこそ静岡が舞台なので(現地に行ったことはないけど行ってみたいな〜)、これまた是非ともアニメで見たいです。

 

キャンプは大変そうなので自分でしたいとは今の所あまり思わないけど(今思うといろんな所に連れてってくれた両親すごー)、アウトドアグッズには興味があります。

 

それで先日はペンドルトンのロールポーチが付録のキャンプ雑誌を買ってしまいました。

 


 

 

 Amazonがうまく貼れないので今回は楽天で。

楽天レビューは甘めですがAmazonレビューはあまりよくないですね(^^;)

でもまあカタログっぽいと言われればそうかもなー。

私は初心者なのでキャンプギアが色々乗っているのが楽しかったですし、

ペンドルトンをはじめ、自宅でも使えそうなキャンプギア、他にも欲しくなっちゃいました。

雑誌のペンドルトン特集には載ってなかったけど、前から欲しいと思ってた健ちゃんも使っていたブランケット…毛布?は、かなりお高いのでバスタオルでもいいので、そのうち買いたいなーという思いが再燃しております。。

 

 

憂鬱な日曜日にこの曲を~RAINDROP TRACES -君に虹が降りた- L⇔R

RAINDROP TRACES -君に虹が降りた-  L⇔R
 

open.spotify.com

 

元々かわいくていいな、と好きな曲だったのですが、健一さんのことがあってから聴いたら、『幸福な夏休み』というと、初めてL⇔Rスパイラルライフのライブに立て続けに行った学生時代の夏休み(特に富士急コニファーフォレスト)を思い出すようになりました。

 

そして、今回キルとのお別れがあって、ペットとの別れを経験した人たちが言っている「虹の橋」という言葉を(実は意味はあまりよく知らなかったですが)思い出して。

 

そうして聴いてみると、キルとのことを歌ってくれてるようにも聞こえてくるので、

やっぱり健一さんって、L⇔Rってすごいな、いいなと思いました。

 

以前も書きましたが、どん子がゴンとキルを以前住んでいた家の庭に連れてきたのは2014年8月10日の夜遅くのことで、とっつかまえて(笑)うちの子になったのが8月11日。

その時2匹は生後1ヶ月くらいだったからゴンとキルはおそらく7月生まれ。

そして、キルが旅立ったのは8月30日。

 

キルといた日々も、幸福な夏休みだったのかな、キルもそう思ってくれてたらいいなって思いました。

 

もうね、曲を聴きながら、歌詞のように、

 

目を閉じればすぐに思い出が、、、状態ですよ。

 

あ~ほんと名曲。

 

 

 

 

 

 

改めてキルアへ

コップを倒すことで旦那に知らせてくれたのかな。

すぐに気づけて、まだあたたかく柔らかい君の体を撫でることができたよ。

本当にすぐ教えてくれたんだね、えらいね。

二人とも仕事があまり忙しくない日だったから休みがとれてずっと付き添えたよ。

君のことかわいいかわいいっていつもかわいがってくれた旦那のお母さんも素敵なお花を持って会いに来てくれてよかったね。

 

君のお母さんのどん子と兄弟のゴンは一日おとなしく過ごしてくれたけど、外出して戻ったら、ちょっとあまり聞いたことないような声で鳴いてたね。

どん子に、せっかく私にお世話を任せてくれたのに、こんなに早く、ごめんね、って謝ったら優しい顔して許してくれた。

いいお母さんだね。

 

うちに来て幸せだったかな。

いっぱい怒ってごめんね。

でも怒られてもめげずに?、餌の催促は毎回きっちりする食いしん坊さんだったね。

私が帰るとどん子の次に玄関に迎えに来てくれたね。

リビング以外の部屋にはあまり行かない君だけど、休みの日の朝、私が遅くまで寝てると寝室まで起こしに来てくれたね。

…これも餌の催促だったのかな。笑

でも、他の2匹は君ほど餌の催促をしないから、ちゃんとご飯食べてもらうよう、これからは私が君の代わりに気をつけないとね。

 

小さい頃から激しいスキンシップはお断りな君だったけど、新しい家に引っ越してからはたまに自分から「撫でさせてやるから撫でろ撫でろ」と要求してくれるようになったね。

ブラッシングが好きで、他の子のブラッシングをしてたら「俺も俺も」とやってきて、ブラッシングしてあげたらすごく気持ちよさそうにしてたね。

 

ほんのちょっぴり足が悪かったのかな?

2匹が軽々ジャンプして登った棚の上に君はなかなか登れなかったけど、ある時から登れるようになって、すごいなあと思ったよ。

 

引き戸を開けるのはできなかったね。

でも、もう、いつでもどこでも好きなところに行けるかな。

だけど、やっぱり一番好きなリビングにいるのがいいかな。

 

好きなだけいてくれていいからね。

 

そうしてそうして、

やがて、いつか、

どん子とゴンと、ついでにお世話係の人間と、

また会って、一緒に過ごしたいな。

ヤじゃない?笑  いいよね?

 

じゃあ、またね。

 

 

 


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キル、またね。

以前書いた「猫を3匹飼っている」という話を読み返したら、ゴンは泌尿器系のトラブルのこと、キルアは皮膚のトラブルのことをちょっと書いたところで終わってましたね。

キルの皮膚病はもらった薬ですぐに治り、

ゴンは現在は元気元気なのですが、

実は以前の記事を書いたあとまた調子を崩し、これはほんとにヤバいかも、と7月の頭に手術を視野に入れ少し大きな病院に診てもらい、結果即入院して尿道を広げる手術をしてもらいました。

約1週間入院し、その後も膀胱炎のため抗生剤の投薬を約1ヶ月続け、ようやく元気になり、また3匹で楽しく過ごせるね、と一安心したところ。

 

だったのですが。

 

昨日、私は疲れていて22時くらいにはもう寝室で休んでいたのですが、旦那はリビングのソファでウトウト、そのまま寝てしまったんだそうです。

そんな旦那に夜中いきなり「キルの様子がおかしい」と起こされ、慌ててリビングにいくと、キルが目を開き、手足を伸ばして倒れていました。

何度も名前を呼び掛けながら体を撫でても全く動きません。

どういうことか旦那に聞いたら、

「ソファで寝ちゃってたら物音がして目が覚めた。机に置いていたコップが倒れ、中のお茶がこぼれていて、そしてキルが倒れていた」

ということなのですが…

 

時間を見たら午前3時50分。

夜間診療をやっている病院をネットで探し、電話して、4時半前には病院に着き、すぐに診察していただきましたが、

心電図などで確認したが、すでに心臓が止まっていたとのこと。

原因は不明だが、比較的よくあるのが心筋症だと教えていただき、詰め物など処置をしていただき、キルと帰宅しました。

 

あまりに突然のことで、こんなことってあるのかな、と信じられませんが、

キルはもう眠っているかのように動きません。

 

旦那と相談しつつ葬儀社を調べて火葬をお願いして、遺骨はキルがいつもいるリビングにしばらく置いておこうと思います。

 

どん子、あなたの子どもが

ゴン、きみの弟が

こんなに早くいなくなってしまうなんて思わなかった。

私はもっと長い間猫3匹のお世話をするんだと思ってた。

大変だけど、毎日楽しくて幸せだったんだけどな。

さびしくなるな…。

でも、ほんとにリビングが好きで、

あ、たまに玄関にいたこともあったかな?

まあ1日のほとんどをリビングで過ごしていたような子なので、これからも一緒にいてくれるような気がします。

 

キル、ゆっくり休んでね。

おやすみ。

またね。